from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

海外にいる日本人からみた衆院選

中国新聞海外日本語新聞が見た衆院選」から。

「ただ、郵政民営化の論議を優先することで、日本が世界とどう付き合っていくのか、それが見えてこなかった」
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、「国のかじを取る総選挙が、郵政や年金と身の回りの問題に限られたのが残念」と、日本の内向き思考を感じ取る。
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郵貯簡保の問題でも米国から言われて動く。だから同盟でいられるのだろうが、自国としてどうするのかを最優先に据えてこそ本当の改革なのではないか」。まず米国ありきでなく、日本が自身の考えで行動する「改革」を説く。
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日本でも進む「小さな政府」の動きには、公共事業や税金のムダ遣いを監視する米会計検査院の充実ぶりを挙げて、「役人の数を減らせばよくなるといった単純な話ではない」とくぎを刺した。
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「日本は民主主義のお手本とみる一方で、独善的な歴史観の台頭を不安視している。多様な価値観が渦巻くアジアで共存を図る知性あふれる戦略とリーダーシップが問われています」