from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

日本は柔軟にシステムを変更できない

3時過ぎに目が醒め、トイレ。

6時過ぎに起床。コーヒーを淹れ、海外ニュース。ドイツでは、外出禁止緩和を受けて、教会の牧師や信者の不満を伝えていた。フランスでは、空母の乗組員の多数が感染したと。

7時過ぎからテレビを見ながら朝ごはん。

8時になっても息子が起きてこないので、声をかけた。

8時半過ぎにうちを出て、前のマンションに向かった。冷たい雨が降っていた。マンションに着いて、郵便受けに鍵を入れた。退居確認の立ち会いがある予定だったが、新型コロナウイルスの対応で中止になり、管理会社だけで確認すると連絡が来ていた。

帰宅すると、息子はまだダラダラと過ごしていたので、早く勉強するように促した。

水道の口座振替用紙を投函するために郵便局に行った後、雨の中、スーパーに行って、弁当を買って帰った。息子は食卓で勉強をしていた。息子用に買った握り寿司は後で食べると言うので、一人で弁当を食べた。

マンションの販売会社から電話がかかってきた。マンションの定期点検をやっておられた方が亡くなられて、PCR検査したら、陽性だった。その方が点検作業をされたので、うちの入居前のことで、他に感染者はいないと言うことだった。

外を見ると、雨が上がっていて、日が差していたので、3時頃に散歩に出た。

中央公園に行くと、大きな水たまりができていて、水鳥がいた。人は少なかった。

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公園からスーパーに向かっていると、歩道を歩いてきた老女が通り過ぎるとき、持っていたバッグを顔まで上げた。マスクをしていなかったので、感染を怖がったようだった。スーパーに着くと、マスクをしていない人はほとんどいなかった。

4時過ぎに帰宅。息子は勉強をしていた。

ミートソーススパゲティを作ると息子に言うと、「食べたくない。昨日食べた」と。いつもと違う味にするからと説得して、ミートソーススパゲティを作った。

出来上がると、息子は完食。物足りなさそうだったので、自分の分を少しあげた。

夕飯後、前のマンションの管理会社から電話が来ていたことに気がつき、電話をすると、退居確認が終わり、清掃費、原状回復費として10万円程度を敷金から差し引くと言われた。

 


イェンスーン保健相は、ドイツでのコロナウイルスパンデミックは、症例の急増後に課された措置のおかげで「管理下」にあると語った。
3月中旬から家を保つための制限を課すことは成功していた、とスペインはベルリンの記者団に語った。
「感染数は大幅に減少しました。特に、日ごとの相対的な増加です。発生は今日再び制御されています。」
アンジェラメルケル首相は水曜日に、来週から小規模な店舗が開店し、5月4日から一部の生徒が学校を再開することを発表しました。
しかし、公共の場での2人以上の集まりや大規模な公共行事の禁止など、広範な制限の他の要素は引き続き有効です。
木曜日に、疾病管理のためのロバートコッホ研究所(RKI)は、ドイツの各疾病保有者が他の1人より少ない人に感染していたことを示すデータを発表しました-人から人への比率は0.7に低下しました。
メルケル首相は、2週間または3週間後の見直しにより、ロックダウンの最初の緩和を正当化すると、「エラーの余地はほとんどない」、「注意は過度の自信ではなく、合言葉にすべき」と警告した。
 

日本よりずっと後に感染拡大に気がついて感染爆発が起きたドイツはもうアンダーコントロール。対して、日本は医療崩壊寸前で、未だに感染状況がまったく見えないため、これからどうなるのか見通すことができないでいる。
危機に対して政府がまったくといっていいほど機能しないことがまた証明された。システムが硬直化していて柔軟にシステムを変えることができない。対応が失敗しているのに、誤りを認めることをせずに責任逃れして、そのままの体制で突き進むだけ。原発事故の後始末をしっかりできないまま現在に至っていることが大きい。