from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

リズム発表会だった

samso2006-12-02

6時半頃、子どもが起きてきた。「パトレイバーは?」「まだだよ。8時にならないとやってない」「いまなんじ?」「6時半。まだ早いからもう1回寝てきて」「8じにおこしてくれる?」「起こさない」。
次は7時半に起きてきた。「もうやってる?」「まだぁ」「え〜」「早くご飯食べて。今日はリズム発表会でしょ」「わかったぁ」。
「ご飯食べたら、着替えて」。「もう着替えた?」「まだ」。保育園で借りた白いシャツ、黒い半ズボンに、園服を着た。靴下も白っぽいもの。
パトレイバー見てないで、もう行くよ」。妻はまだシャワーを浴びていて、二人だけで出かけた。下に降りると「じてんしゃでいかないの?」「歩いていく。よ〜い、どん」。子どもは先に駈けていく。9時10分前に保育園に着いた。子どもを保育士さんに預け、保護者の列に並んだ。去年は曇っていて寒かったのを思い出した。
15分ほど外で並んで、部屋に入った。座ると床暖房が入っていたが、入口の引き戸が開いていると寒い。5分ほどして妻がやってきた。
9時半過ぎ、幕が開き、園児たちが壇上に並らんでいる姿が現れた。子どもの表情は硬い。妻が手を振っても見ているような見てないような。去年と同じように園長先生の話でリズム発表会が始まった。話が終わって、園児たちの「手のひらを太陽に」の合唱。

ゼロ歳児からのリズム体操が終わって、うちの子どもの組の合唱「勇気100%」。ニコリともしないで真剣な顔で唄ってた。合唱が終わると、うちの子どもと○○ちゃんがネコバスとトトロを舞台の脇に運んできて、「さんぽ」の合唱が始まった。うちの子どもはタンバリン。仕草も堅い。

1つ下の組の音楽劇「どうぶつ村の大きなカブ」があり、年長組の合唱があって、休憩。休憩のあと、うちの子どもの組の和太鼓。ちゃんとやっていた。和太鼓って見ていてどういう順番でなかなかつかめないけど、みんなよく覚えている。大したもんだ。
和太鼓のあとは、年長組のミュージカル「シンデレラ」。シンデレラは二人いた。去年はアリスが二人いた。
子どもの組は、あとダンスがあった。これも間違えずにやっているだけで、ニコリともしない。
1時頃、終わった。外で子どもが出てくるのを待っていると、合奏で使った蝶ネクタイをしてやってきて「○○ちゃんとあそびたい」。「どうだった?」「ねえ、ねえ。○○ちゃんがうちにきたいって」「ダメだよ。○○ちゃんはママと一緒に出かけるって」「きたいといったんだよ」「もう帰るよ」。
妻が前に子どもと行った食堂でお昼を食べると言うので、近くの食堂に行って、昼食。そのあと、体育館に寄って、「サンタさんと親子運動会」を申し込む。
うちに帰って、妻は寝ると言うので、子どもと二人で神宮外苑まで出かけた。銀杏並木が見頃だと思って行って見たが、まだ緑の葉っぱが残っていて、イマイチ。

人が多いし、銀杏の匂いがきつくて、並木から出ると、子どもが「おなかがすいた。なにかたべたい」。いちょう祭りで屋台が出ていて、「鰯のげんこつ」の看板の前に並んで、割り箸に刺した熱々の鰯の白身魚の薩摩揚げを買い求めた。子どもにふうふうしてあげると気に入ったようで、半分以上食べた。

児童公園に行ってみるが、4時半でちょうど閉園。「ほら、だからさきにいこうっていったでしょ。おなかすいた」「しょうがないーな。マックに行こう」。
もう一度銀杏並木の戻って、青山通りを渋谷方面に向かって歩く。日が暮れて、クリスマスイルミネーションが輝いてきた。やっとマックを見つけて、入ると入口のハッピーセットのオモチャのディスプレイに釘付け。「ワニがいい」。席に着くと「オモチャは?」。袋を開けると、ワニとカメが入っていた。ワニの口を押さえるとワニのしっぽが動く。袋の説明を見ると、カメをワニのしっぽの側に置いて、ワニの口を押さえるとカメが飛ばされるということ。子どもは何も食べずにその遊びに夢中。

マックを出るとavex groupのビルの前にクリスマスツリーが。色が変化するようでしばらく眺める。

表参道を原宿に向かうと表参道ヒルズの手前に雪だるまのようなものが見えた。近づいてみると本物の雪だるまだった。新潟から持ってきた雪だとか。子どもが雪だるまに触って「つめたい」。

表参道ヒルズに入って、中央の階段に映し出される模様の変化を眺める。

ケイタイが震えた。妻からの電話だった。「何処にいる」と言うので「まだ原宿」と答える。6時15分頃ようやく原宿駅に着いた。