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子育ての日々の断片を書き綴る

ワールドカップ・サッカー一次リーグ敗退

ビデオニュース・ドットコム「W杯のマル激的考察

インタビューの中でジーコは、テレビ側の要請で、現地で気温の高い午後3時での試合を2試合連続で強いられたことへの怒りを露にしたのだ。テレビ局がFIFA(国際サッカー連盟)に要請して、日本での放送時間により適した時間帯に試合時間を変更させたというわけだ。
 しかし、スポーツジャーナリストで「W杯ビジネス30年戦争」を書いた田崎健太氏は、そもそ大会を運営するFIFAはその経緯からして中立的な国際組織ではなく、巨大ビジネスとしての性格を多分に持っていることがW杯の大前提にあるという。FIFAに多額の放映権料を支払っているテレビの都合で試合時間が変更になるくらいのことは、FIFAやW杯の常識ではむしろ当たり前のことだというのだ。
どうやらW杯への関心の高さの一端に、かなり徹底したメディアと電通によるパブリシティ戦略や仕掛けがあったことは否定できないようだ。
 今回のW杯ドイツ大会で、FIFAと組織委員会は直接収入だけで3000億円以上を売り上げているが、そのうち2000億円近くは放送権の収入によるものだ。巨額の放映権料を支払う日本のテレビ局を取りまとめている電通の力を持ってすれば、放送時間の変更などたやすいことだと田崎氏は指摘する。

ニュースの現場で考えること『「これは犯罪だ」とジーコ監督

サッカーW杯の予選リーグ。昨日の日本・クロアチア戦のあと、ジーコ監督が、試合の開始時間について、怒りをぶつけている。テレビの都合で、あんな酷暑の中で、二試合も連続して試合を行うハメになったと。
日本の主要メディアは、このジーコ発言をほとんど報じていないようだ。ネット上では、「日本敗北の戦犯は電通だ」などとして、すでに随分と話題になっているのだが。

オリンピックプラス FUN & GAMES「なぜ日本代表は、2試合とも酷暑の3時(ドイツ時間)からの試合だったのか?ジーコの怒りのコメント付き」では、「テレビ至上主義の大会運営には若い頃から度々不満を漏らしていた」とある。
電通が若者の「象徴的貧困」をもたらしているとも言えるかもね。

テクノバーン電通が軟調、一部メディアがテレビ局の都合で試合時間が決定されたと報道

インターネット上ではジーコ監督が放送局側の都合で試合時間が昼間の暑い時間帯に決められたと発言したといったうわさがインターネット上で広がっていることも放送権の取得を行った同社の株価に少なからず影響を与えているようだ。
このうわさの元は今のところ確認されていないが、ライブドアニュースは18日、他の報道機関から配信された記事ではなくライブドア自身が取材した記事のなかで「(ジーコ監督は)『残念ながら、テレビ局の都合もあり、この時間にやらざる得なかった。この暑さの中では日本のスタイルが出せなかった』と、不満を漏らしていた」と報道していた。


レスポンス「ジーコ監督がほんとうに語ったこと…ワールドカップ敗退」から。

記者(日本語):一次リーグ敗退、どう受け止めてらっしゃいますか。
通訳ポルトガル語):次の段階に進めなかったということを、今、どう感じていますか。
ジーコ監督ポルトガル語):まあ、望んだ結果ではありませんでしたが、これもフットボールです。すべては最初の試合で決まったと思います。最初の敗戦が、我々の計画をすべておかしくしました。
通訳(日本語):ほんとに悔しいことは悔しいですけども、第一戦のあの負け方が痛かったということで、まあこれはもうサッカーの世界は厳しいのでね、努力しましたけど、致し方ない結果になってしまったということで、ほんとに悔しいです。