from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

だだをこねてばかりだった

今朝も窓を開けると霧雨だった。
妻が子どもを起こし、ズボンを履かせると「このずぼん、いやだ」とだだをこねていた。放っておかれると諦め、拗ねた顔をして食卓までとぼとぼ歩いてきた。椅子に座るが、ご飯を食べようとしない。妻に促され、ようやくのこと箸を動かし始めた。いつまでも食べているので「もう行くよ」と声を掛けるとすぐに箸を置いた。
外に出るとまだ霧雨が降り続いていた。保育園に着いてしばらくは機嫌が良かったのに、急に「はんずぼん、いやだ」と言って泣き出した。「今日は寒くないから」と言ってみても泣き止まない。「友達も半ズボンだよ」と言ってあとから来た園児を見ると、都合悪く長ズボンを履いていた。「もう行くよ」と言うとようやく泣き止んだ。
帰りも霧雨だった。うちに着く手前で妻に電話すると、友達のお母さんが自分の家に一緒に連れて帰るから子どもを迎えに行かなくていいと言った。