from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

ウンチ、出ない

「起きたよ」と言って起きてきた。早めに起きたので、朝の支度がスムーズに進み、余裕を持って保育園に向かった。今日も気温が低かった。5℃ぐらいの感じ。
今日の早番は子どもの担当保育士さんで新しい木のオモチャ1つ1つに字を書かれていた。子どもの組で支度をしているときに子どもが「おしっこ」と言ってトレイへ。タオルを持ってくるのを忘れたのに気がつき、別の部屋にいた保育士さんにそのことを告げる。迎えの時刻を記入し、部屋に戻ると子どもの目から涙。保育士さんから私がタオルを忘れたことを告げられて悲しくなったようだった。涙を流しただけで泣きはしなかった。「お餅つき、頑張ってね」と言って、別れた。
7時半頃に会社からうちに戻ると、トイレのドアが開いていた。見に行くと、子どもが「パパ〜」と泣き、シルバー人材センターの人が「ああ、良かった」と。ウンチが出なくて泣いていたのだった。ウォシュレットのお湯を当てるのもお尻の穴に指を入れるのも怖いと言ってやらせない。それでいて、「うんち、でない」と言って泣き続ける。シルバー人材センターの人には帰ってもらい、見守る。出ないようだ。「ウォシュレットしたら出るかも知れないよ」と何回も言うとようやく頷いた。お湯をお尻の穴に当てて見たがでない。油を付けた綿棒を突っ込んでみるが出ない。指で触ると堅いウンチが詰まっているのが分かった。泣きながら「おなか、すいた」と言うので、「じゃあ、先にご飯食べる?」と聞くと「うん」。パンツとズボンを履かせて、食卓に連れていくと「うんちがでそう」と言ってまたトイレに戻った。「出る?」「もうちょっとでそうだけど、でない」。また泣き出す。「自分で頑張るしかないから、頑張ってて」と言って放っておいた。10分ほど経った頃、「うんち、でたあ」。見に行くと、すっきりした顔をして、「やっとでたあ」と言った。
「何で出なくなったの?」「おもち、たべたから。もうおもちたべない」「お餅のせいじゃないよ。お野菜食べないからだよ」。しばらくして、「ほいくえんで、がまんしたから?」と聞いてきた。「我慢しちゃダメだよ。分かった?」「わかった」。そういえば、今まで保育園でウンチをしたことがないと言っていた。
お腹空いたと言っていた割には、あまり食べずに「ごちそうさま」。保育園の連絡ノートを見ると、「今日はもちつき。きなことあんこもちをおかわりしていました」とあった。
風呂に入っていると、妻が帰ってきた。絵本を読んであげ、寝かせる。