from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

暖かい朝だった

samso2006-04-03

朝、窓を開けても寒くはなかった。桜を見ると、まだ木の頂近くには蕾が見られた。全部の花が開く前に花は散る木もある。桜の満開とは、「どれか1本の標本木が八分咲きとなった状態」をいうようだ。
今朝も子どもは早く起きてきた。起きてきたは来たが調子がイマイチのようで、元気はなかった。じんま疹はどうかと思い、シャツをめくると収まってきてはいたが、まだ治ってはいなかった。朝食を作ろうとすると、子どもが昨日中華街で買ってきた馬拉ガオを食べたいというので、馬拉ガオを小さく切った。馬拉ガオを食べ始めるとリンゴが食べたいと言うので、リンゴを切った。
保育園に行く支度を始めようと思い、リュックの中を覗くと、新しい出席ノートが見つからない。「何処へやった?」と子どもに聞いても埒があかない。イライラして探していると子どもが泣き出した。「自分のせいでしょ」と言ってみても泣き止む訳はない。しょうがない、泣かせたまま保育園に行こうと諦めかけて、本棚を見ると、見つかった。子どもは昨日作ったお手紙が入っていると聞くので、「入っている」と言うと安心顔になった。
保育園に着いて、進級した組の部屋へ。物の配置が違って戸惑う。子どもの番号も変わったロッカーに向かうと番号が違っていた。部屋にいた担任の保育士さんに聞くと、間違えたようで、すぐに張り替えてくれた。タオルを置く場所も見つからない。聞くとトイレの中だと言われた。布団カバーを付けようとしてカバー探すが見つからない。もう一度保育士さんに聞くと、前年度の子どもが休んでいたので、カバーがないのかもしれないと言われた。
うちに帰って、バス停に向かう途中、桜のトンネルに入ると、大して風もないのに花びらがはらはらと散ってきた。
子どもを保育園に迎えに行くと、微熱があって湿疹が出ていると言われ、帰り際お大事にとも言われた。他の子でも熱が出ている子が何人かいるらしい。明日も熱があるようなら休ませてねということのようだった。帰り道、好きな女の子に「おてがみをわたした」と告げた。
帰ってきてドアを開けていると、お隣に行ってしまった。あとで見に行くと、いいですよとおばあちゃんに言われ、甘えることにした。食事後、田舎に電話するが、お袋たちはまだ家に着いていなかった。おばさんのケイタイに電話すると、「今、電車の中やから、ごめんね」と言ってすぐに切れた。3時過ぎに新幹線に乗ったはずだったのだが。
8時半頃、もう一度電話をすると、車の中で家に向かっていると言う。「遅いね」と言うと京都で食事をしていたから、遅くなったと言われた。一安心。
子どもは9時過ぎに帰ってきた。妻は9時半頃に帰ってきた。