from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

桜が散りだした

samso2006-04-02

朝から雨という予報だったが、朝方は薄曇りだった。
子どもが6時半に起きた。起きられると何もできない。
9時半頃、うちにいるという妻を置いて10時から始まる桜祭りに出かけた。団地の桜のトンネルに入ると花びらが舞っていた。子どもが楽しみにしていた轟轟戦隊ボウケンジャーのショーは何時から何だろうと思いながら会場の市民公園に着いたら、一番最初にあるようで、ステージ前の長椅子にはすでに大勢の人が座っていた。空いているところでもピクニックシートが置いてあり、場所取りをしているようだった。二人分だけ空いていた場所に座って待つが、子どもは「まだなの?」とずぐりだした。見かねておばさんが子どもを出店の方に連れて行った。戻ってくると、手にはボウケンレッドのお面があった。人出がかなり増えた頃、子どもの友だちが買ってきた。「おう。ほら。あっちでうってるぞ」と自慢げにお面を見せた。
10時過ぎにようやくボウケンジャーのショーが始まった。子どもたちの「ボウケンジャー、がんばれ〜」コールがすごい。うちのこどももボウケンジャーのことをよく知らないのに友だちと大声でプレシャスがどうのこうのと話しながら、見ていた。ショーを見終わって、クリーンセンターが会場の子ども広場に行ってみるが、どのアトラクションもなが〜い列が出来ていて、すぐにうちに戻った。

お茶を飲んでから、今日、お袋たちが泊まる横浜に向かった。出かける前に微熱があり、じんま疹が出ていたが、子どもはおばさんの小さめのスーツケースを引っ張るのが楽しくて、歩くところはホテルに着くまでずぅーと引っ張っていた。パンパシフィックホテル横浜に着いて、部屋で休憩してから、中華街に向かった。元町・中華街駅から地上に上がると雨が降っていた。中華街をぶらぶらできず、すぐに近くのレストランに入った。適当に入った店だったが、どれも美味しかった。

食事が終わってからも雨は止んでいなかったが、せっかく横浜まで来たので、傘を差して山下公園に行くことにした。風が強くて傘を差しているのも辛い状態になってきたため、氷川丸を見学することにした。中に入って見学を始めると子どもが「もうおりたい」と言って泣き出した。「どうしたの?」と聞くと「ふねがでちゃう」と言う。いくら説得してもダメで駆け足の見学になった。

ホテルに戻って、お袋たちを部屋まで送って、子どもがお腹が空いたと言うので、クイーンズスクウェアの「陳麻婆豆腐」に入った。妻も辛いと言いながら麻婆豆腐を食べ、満足していた。隣の席では、ウマ辛と言って盛り上がっていた。
子どもは帰る電車、バスの中で寝て、バス停からうちまで抱っこ。うちに帰っても靴を脱ぐとそのまま寝てしまった。本を返すのを忘れたので、図書館に行って帰ってくると、子どもは起きていた。シャワーを浴びてすぐに寝たが様子を見に行くと目を開けて「えほんをよんで」と言った。「11ぴきのねことへんなねこ」を読んだら、得心して寝た。