from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

パパはあっちへ行って

子どもを起こしに行くと「パパはあっちへいって」と言われた。「一人で起きれるの?」と聞くと「おきれる」と言うので戻ると、一人でふらふら起きてきて「でんきつけちゃだめ」と言って、電灯を全部消した。
保育園に着いて支度をしているときにリュックからタオルを取り出すと、昨日のものだった。リュックの中を覗いて妻が取り替えたものと思ったが、そうではなかった。仕方なく、昨日のタオルをセットした。
朝方は曇っていただけだったが、昼間外に出ると雨が。
帰りには雨が止んでいた。保育園に着いて部屋に行くと他の園児のお父さんが先に待っていた。こどもを探すと側にいた園児が「きょうはおとうさんばかりだね」と言った。子どもは書きかけの塗り絵を持ってきて「まだぜんぶかいてないのに」と言ってきた。「おうちで描けばいいじゃない」「だってうちにはきんいろがないでしょ」「ないよ」「ほら」。
帰ってすぐに「きょうはどんなふるーつがある?」と聞いてきた。「バナナだけ」と言うと「そっか、ばななだけか」と。「何、食べる?」「おもちたべたい」「お餅でいいの?」「うん」。朝、昨日保育園で食べたイワシご飯が美味しかったので作ってと言っていたのに忘れたかと思いながら、餅を焼いた。餅を食べながら、急に思い出したようで「・・・・たとえばさ、いわしごはん、つくってくれなかったね」と。イワシの缶詰を開けて、イワシをご飯に混ぜてあげると「このごはん、おいしい」と言った。