from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

オーストラリア大使館と東京都写真美術館に行った

samso2005-12-22

妻が来年の2月に子どもを連れてオーストラリアに行きたいと言いだし、先日ビザの申請にオーストラリア大使館に行った。私が仕事で行けないから、二人で行くことにしたが、片親が子どもを連れて行く場合、「一緒にビザ申請をしない親又は法的保護者が作成した渡航同意書を提出」しないといけないと言われ、パスポート、申請書、写真、銀行窓口発行の残高証明書、身元確認書類、旅行計画書、外国人登録証明、パスポートの返信用封筒とともに、渡航同意書も持って行ったが、私が大使館に行ってサインをしないといけないと言われ、今朝、オーストラリア大使館まで出かけた。
大使館の入り口で手荷物検査を受け、指示通り、玄関を入って左側の奥にあった窓口まで行った。窓口の奥にオーストラリア人が一人だけいて、用件を告げると、紙に連絡先と名前を書けというので書いていると、日本人の女性がやってきた。その紙を渡すと、パスポートを提出し渡航同意書にサインをしてと言われた。日本人女性が電話に出てため、サインをして待っていると、別のオーストラリア人がやってきて、パスポートは?と聞くから、彼女に渡したと答えた。そうすると、彼女はWitness欄にサインをした。日本人女性の電話がなかなか終わらず、しばらく待った。ようやく電話が終わると、渡航同意書に妻のサインも必要かもしれないから、ビザセクションで聞いてくれと言われた。それはどこにあるのかと聞くと右側の奥にあると言い、手続き料4300円を支払ってと言われた。あとはどうするんですかと聞くと、航空券はエージェントに頼むのでしょと聞くから、ハイと答えると、それなら渡航同意書はエージェントに渡せばいいと言われた。
訳が分からないまま、今度は右側の奥の窓口に行くと、日本人の男性が窓口の日本人女性とやりとりをしていた。しばらく待って順番が来て、あちらの窓口の女性から渡航同意書に妻のサインも必要と言われたと告げると、書類を提出してくださいと言い、番号札をくれ、お待ちくださいと言われた。20分ほど待ってようやく呼ばれた。窓口に行くと、3カ月のビザを発行しましたと言って妻のパスポートを見せた。もう一度来なくていいのですか?と聞くとそうだと言われた。パスポートの返信用封筒も渡したが必要なかった。左側のセクションの女性が言ったことは何だったんだ。こういう場所で働く人たちはまったく不親切。
会社には2時に行けばよかったので、恵比寿にある東京都写真美術館に行ってみた。会社の写真好きな人から、「日本の子ども 60年」という写真展をやっていると聞いたからだ。会場の地下入り口には、戦後直後栄養失調になった子どもたちが並んでいる写真があった。中にはいるとはな垂れ小僧の写真。たくましく生きる子どもがいた。荒木経惟土門拳の写真がよかった。子どもの表情がすばらしい。笑わせてくれる。ところが1980年代ぐらいの写真になると興味を引かない写真ばかり。帰り、売店に置いてあった土門拳の「土門拳 腕白小僧がいた (小学館文庫)」を買った。
半日だけ働き、帰り道、吉祥寺のユザワヤに寄って、注文しておいたカーテンをピックアップ。ついでにオモチャ売り場に行って、子どもにクリスマスプレゼントを買った。
うちに帰ってきたが、妻と子どもはいなかった。帰ってきたのは、10時半。ドアを開けると子どもの保育園友達もいた。どうしたの?と聞くと、お母さんがどこかに出かけたから、帰ってくるまで預かると言う。子どもに「今日は何したの?」と聞くと「しっぽ取りゲーム」。丸めた新聞紙をズボンにはさみ、鬼に取られないようにするゲームをやったようだ。
「あとは?」と聞くと「おしょうがつ」。「お正月?」と尋ねると「たこをつくったの」と答えた。
友達のお母さんは、11時半頃ようやく迎えに来た。