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子育ての日々の断片を書き綴る

全面スト

人民網日本語版「NY交通がスト突入 25年ぶり、900万人に影響か」。

ニューヨークの地下鉄、バスを運営するMTA(大都市交通公社)の労働組合は20日未明、25年ぶりとなる全面ストに突入した。市は事前の計画に沿って、午前5時から11時まで世界経済の心臓部マンハッタンへの車の流入を規制した。1日のべ690万人が利用する大動脈の機能停止は、クリスマス商戦が終盤を迎える大都市で、900万人を超す住民の生活を直撃した。
MTAは経営に余裕があるとされ、組合(約3万4000人)は当初「3年で24%増」の賃上げなどを要求。経営側の最終提案は年率4%を切り、年金の扱いをめぐる対立も解けず交渉は決裂した。MTAは今年の値上げなどで10億ドル(約1160億円)に及ぶ剰余金が生じたと伝えられている。
メディアが報じる市民の反応には労組に同情的な声も少なくないが、「何もクリスマス直前にストをしなくてもいいのに」の声もめだつ。ブルームバーグ市長によると「ストによる経済損失は1日4億ドル(約460億円)」という。