from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

また洪水被害

昨日のNHKニュース。

遼寧省の気象台によりますと、今月12日から続く大雨で、東部の撫順では1949年の建国以来最も多い、350ミリの雨を記録したということです。このほか、瀋陽や、錦州などでも大雨が続いており、遼寧省全体では住宅が流されるなどして、これまでに住民10人が死亡、35人が行方不明になっています。また、18万人の住民が今も避難生活を送っています。気象台によりますと、雨はすでにピークを超したということですが、この地域では今月21日ごろまで強い雨が断続的に続く見通しです。このため、中国政府は遼寧省を重点災害地域に指定し、救援と復興作業に全力をあげています。一方、地元の報道によりますと、遼寧省中部の本渓市にあるワニ園では14日、洪水で29頭のワニが近くの川に流され、捜索作業が続いているということです。中国気象局は今月、気象災害によって1年間に6億人が被害を受け、経済損失は国内総生産の6パーセントに上ると発表し、堤防や排水施設の整備などを重点的に進める必要性を訴えていますが、今月に入ってからは西部の新疆ウイグル自治区でも、大雨で25万人が家を失うなど各地で自然災害が相次いでいます。