アメリカの国論を二分する人工中絶、安楽死、同性婚、アファーマティブ・アク
ションといったイシューはアメリカ人にとってイラク戦争よりはるかに重要である。
とはいうものの、「田中宇:イラクを放棄しそうなアメリカ」によれば、ようやく
5月下旬以降、アメリカの新聞では「ブッシュ大統領は、イラク戦争をどう終わらせるのか、国民に示すべきだ」(ボルチモア・サン)「不必要な戦争が、ウソによって始められた」(ミネアポリス・スタートリビューン)「イラクのゲリラが米軍の駐留に反対して戦っているのなら、米軍の掃討作戦は、事態を悪化させるだけだ。米軍は撤退するしかない」(シカゴ・トリビューン)といった社説が出るようになった。
ようだ。