from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

スピン

JMM『「ある季節の終わり」from 911/USAレポート』から。

  • ブッシュ大統領の「イラク人の戦争犠牲は3万人」と認める発言(12月12日、フィラデルフィアにて)
  • ペンタゴンによる一般市民の反戦活動に対するスパイ活動の暴露(12月13日)
  • ブッシュ大統領の「イラク大量破壊兵器があったとの諜報は誤りと認める」発言(12月14日、ワシントンにて)
  • 米軍並びにCIAによる「拷問禁止法」に対して大統領が拒否権を行使しない方向で「妥協成立」(12月15日)
  • アーレン・スペクター上院議員(共和)を中心とした上院司法委員会による、NSA(国家安全保障局)が米国市民に対する捜査令状なしの「盗聴」を行っているという告発(12月16日)

ブッシュ大統領イデオロギーも何もかなぐり捨てて、世論の「多数派」が納得しそうな方向へ向けて、なりふり構わずに向かい始めた、と言って良いのでしょう。年が明ければ恒例の「年頭一般教書演説」を行わなければなりません。そこで支持率を回復できなければ、秋の中間選挙へ向けて、政権は本当に死に体になってしまうからでしょう。