from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

人民網日本語版」によると、

北京市社会科学院が23日明らかにしたところによると、北京市は現在、電子機器と家電製品の廃棄処分がピーク期に差し掛かっている。専門家の予測では、北京市の2006年の電子製品の廃棄処分量は11万5200トンに達する見込み。これにはテレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・パソコン計357万6千台、携帯電話234万5千台が含まれる。2010年の電子製品の廃棄処分量は、15万8300トンに達すると予想される。
関連問題の専門家である北京市社会科学院の梁昊光・助理研究員によると、北京市の住民が1990〜1995年に購入したテレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど家電製品は計135万8千台に上る。これら製品の平均使用寿命は10〜15年程度のため、2003年ごろから次々と廃棄処分がされている。一方、パソコン・携帯電話の買い替え周期は一般的に3〜6年で、すでに廃棄処分のピーク期に入っているという。

「ピーク期」じゃないでしょ。「ピーク期」といったら、そのあとは減っていくということだからね。
上海で生活していて、表面的にはまだ廃棄処分についてはまだ問題なさそうだと思っていた。廃棄物が出るとすぐにもらいに来てくれる人がいたし、目に付く範囲では廃棄物が放置されている現場を見たことがなかった。中国の人達は今まで不便な家電製品であっても大切に使ってきたと思うが、収入が増えるにつれ、これからはどんどん捨てるようになる。あまりにも沢山捨てられるものだから、捨てられたモノが見向きもされなくなる。中国でもそんな時代が到来しつつあるようだ。問題だらけで、これから先どうなるのか、まったく予想がつかない。