from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

狂犬病

中国ビジネスのススメ『「狂犬病感染防止」と「動物愛護」』から。

北京市衛生局の発表によれば、今年1-10月、市内で動物にかまれた人は前年同期比28.1%増の
11万3千人に上ったそうです。その内、狂犬病の発症が確認されたのは10人で、全員が死亡しているそうです。
北京市当局は狂犬病の市民への感染を防止するために、市街地での体高35cm以上の犬の飼育を禁止したり、犬の散歩についても細かな規定を設けていますが、いまだに街中で大きな犬を見かけたり、住宅地で犬を放し飼いにしている飼い主が多くいるのが現状です。北京市当局は、今後、ペットの飼育についての取り締まりを更に強化していくことが予想されます。
その一方で、先月、北京で愛犬家たちによる、ペット処分に対する抗議デモが発生しました。
抗議デモ北京動物園の前で行われ、参加者は約1,000人、3時間以上にわたり「ペット犬虐殺反対!」などと訴えていたそうです。これに対し300人の警察官が動員され、20人以上が連行された模様です。新聞報道によれば、このデモは、昨年4月の反日デモ以来の大規模デモだった、とのことです。