from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

抗議行動

産経新聞天安門事件と同一でない 中国政府、広東省の衝突で」。

中国外務省の秦剛副報道局長は13日の定例会見で、広東省汕尾市で起きた住民と警察の衝突事件について、1989年の天安門事件とは「同一視できない」と述べた。
同事件で国営新華社通信は、警官隊の発砲で住民3人が死亡と報道。中国の民主派作家らは、民主化運動を武力弾圧した天安門事件に似ていると指摘していた。
副報道局長は汕尾の事件について「具体的状況を把握していない」と詳細な説明を避けた。一方で、天安門事件については「既に結論が出ている」とし、政府の対応が正しかったとの見解を強調した。(共同)

産経新聞動鎮圧で20人死亡か 中国・広東省」。

中国広東省汕尾市東洲村で発電所建設に抗議していた住民が当局と衝突した事件で、10日付の米紙ニューヨーク・タイムズ複数の住民の話として、武装警察による銃撃などで20人が死亡、50人が行方不明になっていると一面で伝えた。
同紙は、武力を伴う当局の住民弾圧としては「1989年の天安門事件以来最大」と指摘。今後、国際的な対中批判が広がる可能性が出てきた。
同紙が伝えた住民の証言によると、6日午後7時ごろ、武装警察が抗議行動鎮圧のため催涙ガスを使用したが、収まらなかったため威嚇射撃へとエスカレート。同10時ごろに住民を狙った銃撃が始まった。
衝突を受けて数千人規模の治安部隊が村を封鎖。脱出を試みた住民の逮捕情報もあるという。
現地で持ち上がった発電所建設計画に対し、大気汚染などを懸念する住民や農地収用の補償を求める農民らが地元当局と対立、抗議行動に発展した。
中国では貧富の格差拡大に対する不満などから、広東省浙江省など沿海部を中心にデモや抗議活動、暴動が多発。中国公安省によると、昨年の発生数は1994年の7.4倍に当たる7万4000件以上に上った。(共同)