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子育ての日々の断片を書き綴る

四川大地震のその後

NHKニュース「四川大地震被災地で抗議行動」。

中国の四川大地震被災地で、当局の政策に不満を持った被災者が役所に押しかけて警官隊と衝突する大規模な抗議行動があり、香港の人権団体は、被災者に直接配られるはずだった補助金が道路工事に流用されたことが原因だと伝えています。
抗議行動があったのは、去年5月に起きた四川大地震で大きな被害を受けた綿陽市の郊外にある農村です。香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」によりますと、綿陽市では、倒壊した自宅の修理のために1世帯当たりおよそ2万6000円の補助金が支給されることになっていますが、この農村では補助金が道路の補修工事の費用に流用され、怒った被災者が18日から役場に押しかけ始め、抗議行動に発展したとしています。また、この際、警察に拘束された男性がその後、死亡したことから、抗議行動がいっそう激しくなり、一時は2000人余りの被災者が警官隊と衝突し、多くのけが人が出たということです。