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バカ外交

共同通信「歴史」で中韓連携鮮明に 行き詰まる小泉アジア外交

【クアラルンプール12日共同】韓国の盧武鉉大統領と中国の温家宝首相は12日、クアラルンプールでの会談で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝が日中韓3カ国の協力の障害になっているとの認識で一致、歴史問題で中韓両国が連携する姿勢を鮮明にした。
小泉首相中韓との関係悪化は「一時的」との考えを示しているが、両国があらためて靖国問題で結束して対応する構えを見せたことは、小泉政権アジア外交の行き詰まりを象徴しているといえる。
今回の会談で温首相が率先して小泉首相を批判したのは、韓国との連携を内外に誇示し、東アジアでの「対日包囲網」づくりへの布石にするためだと見る向きが強い。

朝日新聞「中国脅威論」の前原氏、要人と会えず 足元からも批判

中国訪問中の民主党の前原代表が、13日に見込んでいた中国共産党指導部との会談は実現しなかった。中国側は「日程の都合」と説明しているが、前原氏の「中国脅威論」など米国での講演内容が影響したとの見方が強い。党執行部からも同日、前原氏の発言を批判する声が出た。
前原氏は13日、記者団に「突っ込んだ話はできた。一定の成果だと思う」と、訪中の成果を強調した。だが、小泉首相による靖国神社参拝で日中首脳間の交流が途絶えている時期に、「包括的な日中協議のチャンネル作りを直接提案したい」(前原氏)とする訪中の目的が果たせたとは言えない。
13日は前原氏側が会談を求めていた胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席ら指導部は応じず、戴秉国(タイ・ピンクオ)・筆頭外務次官らが対応した。02年の鳩山由紀夫氏は江沢民(チアン・ツォーミン)氏、03年の菅直人氏は胡氏と、過去に訪中した民主党代表が国家主席と会談していることを見れば、中国側の対応は異例だ。
前原氏は、中国側との会談でも中国の軍事力増強を「脅威」と指摘し続けた。ただ、「米国で使った『現実的脅威』という言葉が独り歩きして、中国側がかなり神経質になっていた」(同行議員)ため、「軍拡競争にならないよう透明性の確保が重要だ」と発言の意図の解説もした。前原氏は13日夕、北京市内での記者会見で「大事なことを言うのが外交だ」と語った。

国家に利益をもたらすよう外国に働きかけるのが外交ではないのか。あんなことを言って何の利益があるんだろう。