from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

偶然の出来事があった

2時半過ぎに目が醒め、トイレ。

7時前に起き、ビスケットを食べ、コーヒーを飲みながら、テレビ。

10時過ぎから、散歩に出た。公園に着くと、昨日の雨で大きな水溜まりができていた。

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アマゾンプライムで何か映画を見ようかと、アマゾンプライムのページを見ていたら、「ハナレイ・ベイ」というタイトルが目にとまった。昨日、通信大学の卒業制作展を見ていて、文芸コースの作品要約で、村上春樹の『ハナレイ・ベイ』に触発された作品を書いたというようなことが書かれていたので、「アレっ?」と思って、映画「ハナレイ・ベイ」を見ることにした。

映画を見ていると、息子が11時過ぎに起きてきて、朝ご飯を食べた。そのまま起きるのかと思いきや、また寝てしまった。

映画「ハナレイ・ベイ」は、ハワイのカウアイ島にサーフィンに行った息子が鮫に襲われ、シングルマザーの母親が死体確認にカウアイ島を訪れ、息子が亡くなったハナレイ・ベイに行く。何日かハナレイ・ベイで椅子に座って、本を読みながら、海を眺め、物思いにふける。日本に遺骨を持ち帰って、葬式を済ませる。その後、毎年、息子の命日近くになると、ハナレイ・ベイを訪れ、何日か過ごすことを繰り返す。息子が亡くなって10年が経ち、カウアイ島に行くと、亡くなったときの息子と同じぐらいの日本人サーファーの二人にスーパーで出会い、二人と関わり合いを持つ。母親は二人に夫がすでに亡くなっていて、息子も亡くし、ピアノバーを経営していることを告げる。サーフィン以外だらしのない息子と母親は仲が悪く、サーフィンにはまったく興味を持っていなかったが、二人を介して、少しサーフィンに興味を抱く。それから少しずつ息子の存在を受け入れるようになっていく。この映画の息子はゲーム以外何をやっても続かないうちの息子とかぶる。息子とどうやって折り合いをつけていけばいいのか。

映画を見終わって、radikoでサンソンとサンデーポストを聴いてから、妻とちょっと息子についてチャット。息子が目を醒まして、話を聞いたようで、文句を言ってきた。

4時過ぎに散歩に出た。風が強く、思ったより寒かった。

歩いているうちに村上春樹の「ハナレイ・ベイ」を読んでみたくなり、図書館に向かった。「ハナレイ・ベイ」は「東京奇譚集」にあった。図書館が閉館になるまで、少し読んだ。

図書館を出て、スーパーで買い物をし、5時半過ぎに帰宅すると、また息子は寝ていたが、目を醒ました。

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「ハナレイ・ベイ」を読んだ。短編ですぐに読み終えた。映画では説明がなかったが、母親のサチがなぜピアノを弾くのか詳しく書いてあった。「東京奇譚集」には「偶然の旅人」という作品もあって、読んだ。偶然に起こることについて書かれていたが、映画「ハナレイ・ベイ」を見ることになったのが偶然だったので、驚いた。

6時半頃から鍋を用意し、用意が終わって、コメディ映画を見ていた息子を呼んで、夕飯。

夕飯後、「ウィンター家の少女」を読んだが、なかなか進まず。息子はまたゲームを始めた。