from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

なんで、土曜日なの?

いつもよりちょっと早めの6時40分過ぎに子どもを起こした。「まだねむい」とは言ったが、それほどぐずらに起きた。朝ご飯も着替えもゆっくりで、遅めの出発。今日も気温が低い。
保育園に着いてもゆっくりで、ほとんど一人で支度。「もう帰るよ」と言って、部屋を出ると、走ってきて手を掴んで、クルリンパしてという顔。クルリンパとタッチをやって、うちに戻る。
6時過ぎに会社を出て、7時過ぎに迎えに行く。食材が少なくなってきたので、子どもを自転車に乗せ、商店街のスーパーへ。「かきたべたい」「いちごがいいなか」。無視していると「ちょっときて」。見に行くとアンパンマンのビスケッチョを指差して「びすけっとたべたい」。
うちに戻ると、すぐにビスケッチョを頬張った。ケイタイを見ると、妻からメールが届いていた。「帰りが延びて土曜日になった」。夕飯を食べ終わると、子どもは、急に思い出して、パーキングガレージのオモチャを出してと言ってきた。仕方なく出すと、「いっしょにつくって」。無視していると一人でぶつぶつ言いながら作りだした。「これ、ぱめて」と1回言ってきたときは手伝ってあげたが、あとは放っておいた。気が付くと、ほとんど完成していた。「もうシャワーの時間」と言ってシャワーを浴びさせようとしていると、電話がかかってきた。妻からだった。「急に湖南省に行くことになった」と。子どもに代わると「なんできんようびじゃなくて、どようびなの?」と言ってから大声で泣き出した。5分ぐらい泣いたまま電話をしていた。なんとか電話を代わり、少し話をしてから電話を切った。子どもは泣きながら「どうして、どようびなの?」と言い続けた。「先にシャワー浴びるから、あとで来て」と言い残して、浴室に行った。子どもはしばらくして来たが、そのときに泣き止んでいて、ケロッとしていた。
世界昔話の絵本を持ってきたので、リクエストに答えて「マッチ売りの少女」を読んであげるとすぐに寝た。