from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

「世界の巨大恐竜博2006」に行ってきた

samso2006-09-02

窓を開けて寝ていたら、冷気で目が覚めた。
休みになると早く起きてきて邪魔をしにくる。そして、「パトレイバー、みたい」。
遅い朝食を食べ、外が気持ちよさそうだから、外出することに。前から「きょうりゅう、みにいきたい」と言っていたので、「世界の巨大恐竜博2006」をチェック。10日でお終いのようなので、行くことにした。
みんなもたもたしていて、うちを出たのは、10時半過ぎ。外は気持ちいい風が吹いていた。保育園で運動会の練習を始めている子どもが「かけっこ、しよう」と言ってきた。「よ〜い、ドン」と子どもが声をかけ、走り出した。だいぶフォームが様になってきた。あとから、追いかけ、息が切れる。
海浜幕張に着いたのは、12時過ぎ。駅前で昼食をとってから、メッセに向かった。気温が上がって、暑くなっていた。「まだなの?」と何回も言われる。
最終日が近いためか、混んでいた。先カンブリア時代藍藻類から人類の祖先「ルーシー」までの流れを紹介してあるtるゾーン1の「プロローグ−46億年の進化のふしぎ」はほどんど近づいて見ることができなかった。三畳紀に現れた最初の恐竜と哺乳類の子孫を紹介するゾーン2「小さな体から大きな体へ」のコーナーは、子どもが走っていってチラと見ただけ。「モリソン層の生き物たち」のゾーン3を展望できる場所に来てようやくゆっくり見だした。ちょっとした高見から見ると、スーパーサウルスもそんなもんかという大きさだった。


ゾーン3に降り、全身骨格標本を下から眺めるとやはりでかい。子どもの目にはもっと巨大に見ていたことだろう。展示場にはフラットディスプレイやスクリーンがかなり配置されていて、以前NHKでやっていた「恐竜vsほ乳類 1億5千万年の戦い」の一部を放映していた。一度見た映像ではあったが、骨格標本の側で見ると実感を持って見ることができた。しかし、このCG画像は創造の産物なんだがリアルっぽいので、これを見たほとんどの人は見たそのまんまの恐竜がいたと思ってしまうんだろうなあ。

ゾ−ン4は「熱河生物群」。中国で見つかった羽毛恐竜の化石があった。今回の展示で一番多かったのが中国の恐竜の化石。昔の人が恐竜の化石を見て、龍を創造したかも知れないという説は説得力があるような気がした。

ゾーン5は「放散の時代」で、トリケラトプスなどの白亜紀の恐竜の展示。

売店を見つけると、子どもは走っていって「ぬいぐるみがほしい」とのたもうた。「ママに聞いて」と逃げた。ブルーの「アニモリー」を手にして、「スーパーサウルスだよ」と言って見せに来た。
3時半過ぎに会場を後にした。2時間ほどしか見てなかった勘定で、大人一人2500円の入場料金は高すぎると思った。京葉線に乗るとしばらくして三人とも寝てしまい、気が付いたら、東京駅だった。