from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

子どもが熱を出した

samso2006-04-30

今日は日の出町に竹の子掘りに行く予定をしていたら、子供が熱を出した。体温を測ると38.2℃だった。急遽、企画元に電話するが誰も出ないので、不参加のメールを出した。
先週、中止になったフリーマーケットが今日あることを思い出し、一緒に行きたいと泣く子どもを置いて、一人で出かけた。
外に出ると、かなり気温が高かった。開始時刻の10時前に会場のクリーンセンターに着いたが、すでに物色する人たちで賑わっていた。不足していたタオルやティーカップを買っていると、妻が子どもを連れてやって来た。日差しが強く、子どもは暑がって重ね着していた上のシャツを脱いだ。妻は子供服を物色。子どもが退屈しだしたため、付き合ってオモチャを見に行った。プラレールの電車に釘付けになった。「どれ?」と聞くと「500系」。「これはいくらですか?」「これはちょっと壊れているから100円」「ちょっと壊れているって」「じゃ、700系」「これは300円」。3連の700系の電車を買ってあげた。妻の買い物が終わり、子どもを連れて回るとバズのキャラクターの靴があり、履かすとピッタリで子どもも気に入ったので、買い求め、引き上げることにした。
帰ると子どもはすぐに寝た。しばらくしておでこに手を当てると朝より体温が上がっているようであった。
映画でも見に行こうかと思って調べてみたが、近所の映画館でやっている映画はどれもイマイチで、レンタルビデオ屋に行くことにした。「私の頭の中の消しゴム」と「マザー・テレサ」を借りてきた。子どもが起きてきて相手をしたりしながら見ていて、集中して見られなかったこともあって、「私の頭の中の消しゴム」の方はよくあるトレンディドラマのようで飽きはしなかったが、イマイチだった。「マザー・テレサ」の方は思っていたとおりのマザー・テレサ像で、もっと意外な彼女に出会えるかもという期待は裏切られた。インドでの生活を始める前の彼女はどうだったのかも知りたかった。オリビア・ハッセーは思った以上によかった。
夕方、熱が少し下がった子どもを連れて、知り合いと約束していた食事に出かけていった。
テレビを点けたら、NHK BSで「世界から見たニッポン “明治編” (2)アジアの希望と失望」をやっていた。明治時代に大勢の中国人留学生がいたことを不思議に思っていたが、この番組で少し理解できた。ベトナム人の留学生もいたことを初めて知った。日本に憧れやってきた彼らを受け入れはしたが、国として彼らの運動を支援することはなく、失望を与えたようだ。梁啓超ファン・ボイ・チャウ
テレビを見ていると、妻と子どもが妻の知り合いの母子を連れて帰ってきた。その子どもは5歳で一人で飛行に乗って北京からやってきたという。
みんなが寝てから、NHK BSでやっていた討論番組「義務教育をどう改革するのか」を観た。ある基準による格差化や差別化をどうするかということに関して意見が分かれているようだった。ゆとり教育とか文科省教育委員会が指導するのではなく、もっと現場の教員に任せ、教員の評価の一部を児童生徒と保護者に委ねるぐらいの改革でいいのではないかと思う。