今日は、台所周りの掃除をした。
昨日電車に乗っていて、ふと吊り広告を見ると、交通博物館が来年の5月14日閉館するとあった。正月はいつから開館するのかと思ってみると、2日からであった。それで、この前連れていけなかったので子どもに「2日に交通博物館に連れて行ってやろうか」と言うと「ママもいっしょにいこう。たのしいから。ママはいっしょにいったことがないでしょ」と誘った。妻が「一緒に行ったことがあるじゃない」というと、「ここからはないでしょ」と反論した。そのとおりで、山梨に住んでいたときは行ったことがあるが、ここに引っ越してからはない。「ママは車には興味ないからね」と言うと「くるまじゃなくて、でんしゃなの」と答えた。
インド人の双子ちゃんのママが英語の映画を観に行きたいと行っているから、映画を探したいけど、どのWebページを見ればいいのと妻が言うから、Webページを出すと、吉祥寺バウスシアターでマーティン・スコセッシ監督の「ボブ・ディラン:ノー・ディレクション・ホーム」という映画をやっていると分かり、午後観に行くことにした。フォークソングを聴いていた頃、ボブ・ディランの曲もよく聴いていた。アメリカにいたときは、彼のコンサートにも行ったことがあり、コンサートが終わって車を置いた場所に行くと、駐車違反で警察によって車が持って行かれて途方に暮れたことを思い出した。
今の彼や彼の周りにいた人たちが過去を振り返って語り、60年代の映像が流れた。彼に影響を与えたウディ・ガスリーの映像のほか、2つ目のアルバムの表紙でディランと腕を組む初期の恋人スーズ・ロトロの現在の姿、それに過去と現在のジョーン・バエズ、ピート・シーガー、アル・クーパー、アレン・ギンズバーグなどを見ることができて感激ものの映画だった。現在のジョーン・バエズが飾りモノを一杯付けた裕福そうなおばさんなっていたのには驚かされた。ディランの語った内容は、当時いだいていた彼に対する理解を裏切るものではなかった。
妻と子どもはインド人宅に行って、帰ってきたのは10時過ぎだった。子どもがインド人宅で寝てしまったようで、旦那さんに抱っこしてもらって帰ってきた。