from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

「シンデレラマン」をみた

朝夕は、上着が欲しい気温になってきた。
昨日の夜、子どもが「ママはおしごとにいって、○○くんはほいくえんにいくけど、パパはおるすばんできる?」と聞いてきた。なんでなんだろう。
ちょっと時間ができたので、映画に見に行くことにした。最近落ち込み気味なので、元気がもらえる映画がいいと思い、「シンデレラマン」にした。
最初はなかなか感情移入ができなかったが、ボクシングができなくなったあたりから、涙腺が緩くなった。ラッセル・クロウ演じるジェームズ・J・ブラドッグは家族のために日雇い労働者になり、電気を止められ妻が子どもを親戚に預けると頼みたくない相手にお金の無心に行く。妻(レニー・ゼルウィガー)のメイは赤貧の中、子どもたちを守り、夫の体を案じる。そして、ブラドッグは死ぬことになるかもしれない試合を引き受ける。ラッセル・クロウがボクシングをしていないときはボクサーには見えない。レニー・ゼルウィガーが貧乏生活の中でも小綺麗すぎる。子育て中の私には、子どもたちとの触れ合いシーンが物足りなかった。いくつか不満もある映画だったが、まずまずの映画だった。しかし、あのHAPPY DAYSに出ていたロン・ハワードが立派に映画監督をやっていることが未だに信じられない。