from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

映画「不都合な真実」を見に行った

samso2007-02-03

三人とも7時半に起きた。妻が韓国風お好み焼きチヂミを作り始めた。8時過ぎになると、子どもはいつものようにユートを見始め、「朝ご飯できた」と妻が言っても食卓につかない。何回も言うとうやっと来たが、ちょっと食べて「からい」。ほとんど食べずにテレビの前に戻って、引き続きパトレイバーを見た。
パトレイバーを見終わってから、「皮膚科に行くよ」と声を掛けると「いきたくない」。「何で?」「ちゅうしゃするから」「注射はしないよ」「だって、このまえした」「今日はしない」。やっとのことで玄関にやってきた。外に出ると一人で階段を降りていった。自転車置き場に行くと、自転車の横でぶすっとした顔をして待っていた。自転車を漕ぎ出すと、「あしがめたい」。「靴下履いてないからでしょ」「だって、くつしたはくときもちわるくなるから」。
皮膚科に着いて、待合室に入ると待っていた子どもは二人ほど。子どもはすぐにオモチャ箱の所に行って、トーマスとパーシーとエドワードを取り出して持ってきた。「オモチャ戻して。絵本読んであげるから、持ってきて」。渋々オモチャを戻して、本棚の前に行って、絵本を取り出し持ってきた。「この本、前来たときに読んだ本やね」。15分ほどして呼ばれて、診察室へ。「お腹出して」「お腹ですか?」「また皮膚炎がひどくなったんですけど」「何処がひどいの?」「足ですけど」「見せて」。ズボンを脱がせ、「ここです」と言うと「わかった。もういいですよ」。
待合室に戻って待っていると、前に来たときにもらったと同じ薬を渡された。
外に出て自転車を走らせると、「ほいくえんにつれていって」。「何で?」「きょう、ほんばんでしょ」「豆まきの?」「そう」「保育園は終わったからやらないよ」「やるかもしれないから」。保育園に着いて、「誰も外にでていないよ」と言うと、「おひるねじゃない?」。
うちに戻って、もらった薬を塗った。妻と子どもは妻の会社の人のうちに行くと言うので、映画「不都合な真実」を見に行くことに。映画をやっているTOHOシネマ六本木ヒルズのWebページを見ると、チケットを購入することが分かった。一緒に出ると言っていたがモタモタしているので、「先に行くよ」と言ってうちを出た。
六本木ヒルズには何回も来ていたが、映画館がどこにあるのか知らなかった。テレ朝ビルの方だと分かっていたので奥に行ってエスカレーターで上に行くと、そこが映画館の入口だった。チケット売り場に行ってみるが、どこで発券できるか分からない。インフォメーションデスクに行って聞くと、奥の右だと。自動発券機で購入番号と電話番号を入力すると、チケットが出てきた。


コーヒーを買って5分前ぐらいに劇場に入ると9割ぐらい席が埋まっていた。座って始まるのを待っていると、かなり大きなポップコーンのバケットをかかえてやってくるカップルがいた。「不都合な真実」を観るには不釣り合いなモノと映った。
コマーシャルフィルムのあと、「不都合な真実」は静かに始まった。ほとんど知っていることだったが、アル・ゴア氏の巧みな説明で聞くと、改めて大変なことになっていると気づかされる。

映画を見終わって、テレ朝前の広場を覗くと、何やらイベントをやっていたので、降りてみた。伊勢神宮の「お木曳」関連イベントのようで、檜の御用材を載せたお木曳車とあり、出店で伊勢えび汁、伊勢うどんなどの食べ物を売っていた。

明日が本番のようで大して見るものもなく、お昼をどこで食べようかとウロウロしてみたが、どこも高くて地下鉄の駅の方に向かった。結局、wishing Wellという店に入って、鉄鍋チキンカレーを食べた。なかなかいけるカレーだった。

妻と子どもは10時過ぎに帰ってきて、子どもは「ねむい」と言ってぐずって、すぐに寝た。