from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

勘違いした

夜中に何回もクシャミをする妻。寝られないようで起きてごそごそやっている音が聞こえた。
7時前に妻が子どもを起こしに行って、食卓まで抱っこして連れてくるが、「めがみえない」。ぐずっていたが、ご飯はちゃんと食べた。保育園に出かける前に、連絡帳に記入していると「なんてかいたの?」と聞いてきた。「昨日、ジブリでオモチャが欲しいってぐずったと書いたんだよ」と答えると、「そんなことかいちゃだめ。せんせいにいわれるからかいちゃだめ」と言って怒り出した。それからぐずって「行くよ」と言ってもぐずったっまま。先に外で出るがやってこない。もう一度中に入って、説得。「パパ、きらい」と言いながら、ようやく外に出た。自転車に乗っても、「パパ、きらい」と泣きながら叫んでいた。保育園に着いても泣いたまま。部屋になかなか入ってこないので、一人でほぼ支度を終えた頃やってきて、「なんでおしたくやったんだよ」と泣きながら言う。「もう行くよ」と言うと泣きながら、「くるりんぱ」「たっち」「ろけっと」。
バス停に向かうときも風が強く、寒い。
電車を降り、パークタワー東中野の横の通りに行くと、歩道の上を覆っている薄緑色の粒が剥がれてきていた。車道には薄茶色の粒が撒かれているが、それはもっと剥がれて、まだらになっていた。何でこんな無駄なことをするんだ。

会社に着いて始業前に雑談をしていて、野球の横浜ファンの人に「昨日はよかったですね」「そうなんですよ。昨日は雨の中、朝から並んで。雨で寒かった」「へぇ、朝から。近くなんですよね」「読売ランドは車で15分ですからね。・・・ほれ、写真撮ってきましたよ」。ケイタイの画面には仮面ライダーが。野球を見に行ったのかと思って聞いていたら、仮面ライダーショーに行ったようだった。
9時にうちに戻ってドアを開けると、隣のS君がいて、一人で遊んでいた。リビングにオモチャが散乱。うちの子どもはパトレイバーのビデオを見ていた。居間にもオモチャが散乱。「どうしたの?」「保育園から帰るとき一緒で、うちに遊びにくるって誘ったら、来たの」。しばらくして、お母さんが迎えに来て「帰る?」と聞くが、「まだ」。大人しい子なのでぐずらずに帰っていった。
「オモチャ、片づけて」「Sくんがだしたんだよ」「お兄ちゃんなんだから、片づけないとね」「ぱとれいばーがみれない」。何回も言うと渋々一緒に片づけだした。
お風呂に入って、「今日は保育園で何した?」。「そつえんしきのれんしゅう」「どんなことをしたの」「ごあいさつとえんかのれんしゅう」。演歌?。園歌と分かるのに時間がかかった。