from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

ソリ遊びをしたい

samso2007-01-27

子どもは7時半頃起きてきた。お決まりのように、ユートとパトレイバーを見た。今日のパトレイバーは、「帰ってきた男たち」。犬走一直、猫渡銀次、猿滑三吉の三人のテロリスト達が資金集めのためにレイバーを使って、キャッシュディスペンサーからお金を奪う。三人は、以前犬走一直が爆破しようとして失敗した霞ヶ関ビルの爆破を再度試みる。後藤が彼らの企てを嗅ぎ当て、第2小隊が待ち伏せ。またもや霞ヶ関ビルの爆破は失敗するが、三人は逃げおせ、なぜか満足げに語り合う。テロリストへの愛着が感じられる内容だった。
朝ご飯を食べてから、ハイジのビデオ。ペーターが競走用のソリを作っているのを見て「そり、つくりたい」。段ボールで作り出した。「できたあ」と言って段ボールで作ったソリらしきものを見せに来た。
洗濯物を干しにベランダに出ると、寒くはない。「小金井公園に行く?」「ちゅうおうこうえんにいって、そりする」「中央公園じゃ滑れないよ」「じゃあ、こがねいこうえんでいいよ」。
カゴに段ボールのソリを入れ、自転車で小金井公園を目指した。多摩湖自転車道に着くと、暖かいせいか大勢の人が散歩を楽しんでいた。梅の花がほころんでいた。
小金井公園に着いて、ソリゲレンデの近くの小高い丘に行った。「ここで滑ってみる?」「やる」。子どもが段ボールのソリに座って滑ろうとするが、まったく滑らない。ソリゲレンデに連れて行って、「ソリやる?」と聞くが、ソリを借りるのに順番を待たないといけないので、「いい」。
「じてんしゃのりたい」と言うので、自転車乗り場へ。補助輪なしの自転車はいつも乗っている自転車よりかなり大きい。「補助輪なしでいい?」「ほじょりんなしでいい」。自動販売機に200円を入れ、チケットを係の人に渡し、自転車を選ばせた。 自転車に乗るとフラフラ。大丈夫かと思ったが、すぐに慣れ、練習場をくるくる回った。

「広いところに行ってみる?」と行くと「いく」。自転車を取りに行って、カギを探すが見つからない。辺りを探してみるが見つからない。係の人にカギが落ちてなかったか聞いてみるがないと言う。ドライバーを借り、自転車の所に行ってみたが、ドライバーでは取れない構造だと分かる。戻ってダメですねと言うと切らないとダメだと別の係の人に言われる。もう一度、ポケットを探ってみるとカギが見つかった。お騒がせしましたと言って待っている子どもの所へ。「パパ、おそい」。サイクリングコースに出た。サイクリングコースは混んでいたが、子どもは止まっている子や遅い子を避けて、自転車を漕いでいく。曲がった坂道の下りもなんとかクリア。戻ってきて、坂道の上りは登り切れず、自転車を押して登った。「もう1回行く?」「いく」「坂道を登るときはスピードを緩めないようにしないといけないよ」「わかった」。2回目は自転車を降りずに坂道を登りきった。このあと、もう1回コースを回って、休憩。「何か食べる?」「あげぱんがいい」「揚げパン?」「あそこにあるじゃん」「あれはシシカバブのパンだよ」「じゃあ、おだんご」。磯辺団子を買って食べる。3串あったが、2串を食べた。
わんぱく山に行くと「すべりだいする」。滑り台に行って段ボールのソリを使ってみようとするがうまく行かない。何回かやっている間にソリに伏せて頭から滑ればいいと気がついた。うまくいって、大喜びで何回も滑った。

お腹が空いたので、売店に行くと、保育園の友だちM君ががいた。大喜びで遊びだしたが、すぐに喧嘩。止めに行くとM君が悪いんだよと。しばらくしてようやく仲直りして、子どもが滑り台でソリをやろうと誘った。すごく暖かかったが、3時を過ぎると気温が下がってきた。「そろそろ帰ろう」「もっといっしょにあそびたい」。3時半過ぎにM君親子と別れた。子どもが前カゴに乗りたいと言うので前に乗せ、園内を一周してから、うちを目指す。途中で子どもは寝てしまった。
うちに着くと、妻はいなかった。電話をすると買い物をしているという。しばらくして、知り合いになった親子と一緒に戻ってきた。
「字を書いてごらん?」と言うとひらがなを書き出した。「ごがねいこうえんとかいてごらん」と言うと、「こがねおいこうえんでそりあそびや○○くんといっしょにあそびました」と初めて文章を書いた。