from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

「保守派」ガタガタ

産経新聞教科書・拉致・靖国…メンバー相次ぐ落選 自民「保守派」思わぬピンチ

衆院選自民党圧勝の陰で、党内でも日本の歴史や伝統、国益を重視する理念的な「保守派」がガタガタになり、立て直しを迫られている。郵政法案に反対票を投じ公認を外されたり、落選したりしたケースが少なくないためだ。保守派のまとめ役を安倍晋三幹事長代理が担ってきたことから「安倍シンパの分断選挙になった」(自民党筋)との声もあり、「ポスト小泉」選びにも微妙な影を落としそうだ。
「保守派にとっても安倍さんにとっても、大きなダメージだろう。保守系議員連盟はみんな、ズタズタになった」
自民党関係者は現状をこう解説する。小泉純一郎首相は衆院選郵政民営化の是非を問うたが、その“副作用”は教科書、拉致事件、首相の靖国神社参拝、教育基本法改正、人権擁護法案…とさまざまな分野に及ぶ。

今度の選挙では、こういう副産物もあったようだ。ピンチなのは自民党保守派だけではないだろう。