DIAMOND Online「厚生年金積立金が枯渇し、年金財政が破綻するこれだけの理由」
「なぜ強制加入の公的年金が必要なのか?」という疑問が生じるだろう。自分で運用した場合に比べて不利になるにもかかわらず、加入を強制する合理的な理由は見当たらない(現実には、公的年金制度を廃止しようとしても、過去に徴収した保険料を全額返却するだけの積立金が存在しないので、廃止することができない。これが公的年金が存在している身も蓋もない現実的な理由なのであるが、そうした理由で国民を強制できないことは明らかだ)。