from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

勝手に友達に電話した

samso2008-12-10

また4時に目が覚め、またなかなか寝られないと思い、悶々としていたはずが、時計を見たら、6時過ぎ。慌てて朝の支度。何とかいつもの時刻に支度が完了。まだ寝ていた息子に声をかけ、寝ぼけた声に見送られ、うちを出た。雨上がりで気温が高く、歩いていて気持ちがいい朝だった。最高気温18℃。
帰宅時も湿度と気温が高く、気持ちよし。息子を迎えに行くと、もうデッキに出ていた。帰ろうとすると指導員の方が近寄ってこられて、「算数のドリルを友達のと間違えて持って帰ってきたようですよ。子どもと一緒ならまだ学校に入れますから、取りに行かれますか?」と聞かれた。
たらたらしている息子に「行くよ」と声をかけ、下に降り、学校に入ろうとすると、「きょうはあるき?」。「これから算数のドリルを取りに行くんでしょ」「ハ〜イ」。教室に向かうといやに明るかった。教室に入ると息子の担任の先生がおられた。先生が「挨拶は?」と言われると小さな声で「こんばんは」。「挨拶するときはズボンから手を出してね」「ハ〜イ」。息子が事情を話すと先生が友達の机を探してくださったが、息子のドリルは見つからなかった。息子のランドセルを開け、先生が中を確認するとH君のドリルだけでなく、息子のドリルを出てきた。「あったね。H君のドリルはどうする?近くに住んでいるじゃなかった?届けてあげたら」「たてものはしってる」「郵便受けに入れといて電話してもいいよ」「ハ〜イ」。
うちに帰る途中、息子がここだと言うので団地内の建屋の前で自転車を降り、名前を探してみるが見つからない。隣の建屋にも行ってみたが、見つからなかった。
うちに戻って、あとで電話してみようと壁に貼ってある連絡網を確認したあと、夕飯を作り始めた。いつの間にか、息子が電話をしていた。H君の家族の方が電話に出られたようで、名前も告げずいきなりドリルがランドセルに入っていたことを告げていた。ちょっとしてH君が電話に出たようで「おれがさあ、・・・」。「何だって?」と聞くと電話を切り、「あしたのあさでいいって」。
すぐに宿題をやり始めた。「ご飯できた」と言うと、すぐに宿題をやるのを止めた。
息子と二人で夕飯を食べ終わろうかとしているときに、妻が帰ってきた。息子はすぐに妻とおしゃべり。ご飯を食べ終わると、宿題の続きをやり始めた。宿題が終わったのが8時前。すぐにテレビを点け、「スティッチ!」を見たがすぐに終わってしまった。
妻がお風呂をセットすると、まだお湯が十分入りきらないときに浴室に入っていった。見に行くと浴槽内で遊んでいた。
お風呂を出ると、買ってあったミカンをほとんど一人で平らげた。
9時過ぎまで妻とおしゃべりをし、ようやく寝た。
テレビを点けると、BSで『中国・庶民の改革開放30年 第3回「失意からの再出発〜上海〜 」』をやっていた。改革開放の波に乗って一時は大もうけをした三人の男性がどのように墜落していき、今どのように生きているかというような番組だった。女と博打に溺れた男。信頼していた経理に持ち逃げされ訴えようとしたが、脱税をばらすと脅され泣き寝入りされた男。麻薬に犯された従業員に商品を売られてしまった男。何十年前かのインタビュー映像が出てきたから、過去に放送したことのある人を今まだ取材して製作した番組?