13日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米株価が急落して始まったのを受けてドルを売る動きが強まり、一時1ドル=99円96銭まで上昇した。当市場で1ドル=100円を突破したのは1995年11月以来、12年4カ月ぶり。午前11時45分現在は100円50〜60銭と前日午後5時(101円76〜86銭)比1円26銭の大幅な円高・ドル安。
13日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドルの急落を眺めた買いに支えられ、米国産標準油種WTIの中心限月4月物は早朝の時間外取引で一時1バレル=110.70ドルまで上伸し、7営業日連続で過去最高値を更新した。