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子育ての日々の断片を書き綴る

突然の投げだし

ロイター「安倍首相が辞任表明、首相指名まで国会は自然休会へ」。

首相は午後2時からの会見で、辞任を決断した理由との関連で、小沢一郎民主党代表との党首会談が「実質的に断られ、大変に残念だ」とし、「私が首相であることで、野党との話し合いが難しい状況になっている」と語った。
そのうえで「私自身の決断が先に延びることで、国会において混乱が大きくなるとの判断から、決断はなるべく早く行わなければならない」と、決断にいたった経緯を説明した。
投げ出すような辞任劇で無責任との批判も出るのではないかとの質問に対し「職を辞することで局面を変えていかなければならないと判断した。党首会談も実現しない状況の中で、約束したことが実現できない。むしろ、私が居ることが障害になっていると判断した」と繰り返した。
ただ、小沢一郎民主党代表は12日午後の会見で、自民党国会対策委員長を通じ、民主党国会対策委員長に党首会談の打診があったが、その会談の趣旨について「ごあいさつということだった。きょうの段階で首を傾げる提案で、それなら国会でのクエスチョンタイム(党首討論)という方法もあると自民党側に伝えた。自民党側は官邸に伝えると言っていた」と説明。安倍首相の説明とニュアンスの違いをみせた。

NHKニュース「安倍首相 辞任を表明」。

緊急記者会見の冒頭、安倍総理大臣は「本日、総理大臣の職を辞するべきと決意した」と述べました。そして、「海上自衛隊によるインド洋での給油活動を継続するため、身をなげうつ覚悟で全力で努力をすると考えてきたが、残念ながら、わたしが総理であるということで、野党の党首との話し合いも難しい状況が生まれている」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「今後、このテロとの戦いを継続するために、この局面を転換しなければならない。新たな総理大臣の下でテロとの戦いを継続することを目指すべきではないか。きたる国連総会にも新しい総理が行くことが、むしろ局面を変えていくためにはよいのではないかと思う」と述べ、辞任の決断を急いだ理由を明らかにしました。また、安倍総理大臣は「参議院選挙後、続投を決意し、内閣改造を行ったが、今の状況ではなかなか、国民の支持、信頼のうえにおいて、力強く政策を前に進めていくことは困難な状況だ。ここは、みずからがけじめをつけることによって、局面を打開しなければならないと判断するに至った」と述べました。