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子育ての日々の断片を書き綴る

ホントは?

中国情報局『「ダンボール肉まん」は虚報 北京テレビ局が発表』。

中国北京テレビ局が8日、ダンボール片を混ぜた肉まんが売られていると報じ、内外に大きな衝撃を与えた問題に絡み、同局は18日のニュースで報道が「やらせ」だったことを明らかにした。19日付で燕趙都市報が伝えた。
同局によると、報道番組「透明度」のスタッフが6月中旬、北京市朝陽区で朝食用の食品を売る商店を訪れ、店主ら4人にダンボール片入りの肉まんを作らせ、ビデオカメラで撮影した。商店は普段、肉まんを売っておらず、材料は全部スタッフが用意したという。
同紙によると、スタッフは編集会議でダンボール片入り肉まんの一件を報告したところ、プロデューサーが注目。詳しく取材するよう指示した。約1週間後に撮影が終わり、関係者が内容の真偽を再三確認したところ、スタッフは真実であることを繰り返し主張した。
北京市の警察はスタッフの身柄を拘束し取り調べを始めた。企業や個人事業主を監督する市工商行政局も、商店主らから事情を聞いている。

中国特快通信「☆肉まんの抜き打ち検査後安全宣言(北京市)☆」

ダンボールを肉まんの具として使用していることが発覚してから北京市食品運営局は連携して北京全市の朝食用点心販売店を抜き打ち検査し、27個のサンプル を取り検査を行った。そして15日、サンプル肉まん27個全てに違法禁止成分は含まれていないことが判明した為、市民に対して安全宣言を出した。市食品運 営局は引き続き検査範囲を拡大して調査していくと共に、市民にも違法な加工食品を発見した場合報告するよう呼びかけている。調査によると、ダンボールを混 入させて肉まんを製造していた4人は全て
陜西省出身で、現在も逃亡中である。

中国情報局『ダンボール混入「恐怖の肉まん」、10年前から販売か

北京市の工商当局が11日に行った検査で、同市朝陽区の露店でダンボール片入りの肉まんが販売されていたことが分かった。12日付で京華時報が伝えた。
肉まんはダンボール片6に対して、豚肉4の割合で製造されていた。しかも使用されていたのは病死した豚の肉だった。ダンボール片を豚肉に混ぜ、ミンチ状にすると味は本物と大差なくなったという。さらに製造場所はハエが飛ぶなど衛生管理が全くされておらず、犬のフンが付着している器具もあったという。
中国では豚肉の価格が急騰しており、北京市で1キログラム当たりの価格は21元程度。一方、ダンボール片は約0.8元。店主は肉まんを毎日少なくとも2000個販売し、材料代の「節約」によって1000元程度の不当な利益を得ていた。同業者の話では問題の肉まんが登場したのは10年前だという。
香港で伝染病を研究している労永楽氏は「この肉まんを食べると下痢や吐き気を誘発するだけでなく、最悪の場合は死に至ることもある」と語った。
これまでも北京市当局は食品の品質検査を行ってきたが、問題は解決されていない。今後、検査体制が改めて問われる可能性もある。