from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

本音を漏らした→選挙対策→英断

msnニュース『久間防衛相辞任:「当然」と民主、「やむを得ぬ」と自民』から。

中川秀直幹事長は「久間氏自身の賢明な勇気ある英断だと思う」と記者団に述べた。公明党北側一雄幹事長は「やむを得ない判断だ。発言の責任は大変重いと言わざるを得ない。政権への影響はないとは言えない」と語った。

NHKニュース「防衛相辞任 政府・与党に懸念」。

久間防衛大臣は、3日、アメリカの原爆投下をめぐるみずからの発言の責任をとりたいとして、大臣を辞任し、記者会見で、「参議院選挙を控えて、安倍総理大臣の足を引っ張ってはいけないと思い、身を引く決意をした」と述べました。久間大臣の辞任について、政府・与党内では「核廃絶を訴えている日本の防衛大臣の発言としては、あまりにも不適切で、辞任はやむをえない」という受け止めが大勢です。また、「大臣を辞任したことで、この問題に一定のけじめをつけた」として、今後の影響を最小限にとどめることができたという指摘もあります。ただ、安倍政権が発足して9か月余りで、3人の閣僚が代わる事態となったことについて、安倍総理大臣の任命責任が問われることは避けられず、政権にとって打撃となったことは否定できないという意見が出ています。そして、公的年金の加入記録をめぐる問題とともに、今月29日に投票が行われる参議院選挙への影響を懸念する声が出ています。さらに、久間大臣の後任に、防衛庁時代を通して、女性初の防衛省トップとなる小池百合子総理大臣補佐官が起用されたことについて、政府・与党内では「心機一転で失地回復を図るには最適の人材だ」という評価があるものの、「安倍総理大臣は、みずからの政治的立場に近い人材を重用しすぎる弊害に気づいていないのではないか」といった冷めた見方も出ています。