今日はうちに入るとすっごく蒸し暑かったよ

息子がようやく起きると、「ママよりはやくおきたかったのにぃ」と文句を言った。「何だよそれ」「パパはなんではやくおきられるの？」「早く寝てるから」。
今日はお泊まり保育のために何か持っていかないといけないはずと妻。そのリストが入った封筒を探すが見つからなかった。友だちのママの電話して聞いて、妻が支度をした。体操着、パンツ２枚、長袖シャツ１枚、手ふき３枚、ハンカチ１枚、ビニール袋６つ。それぞれに名前を書く。
早く出勤しないといけない日なので、慌てててプラスチックゴミを持って出る。外は小雨がぱらついていた。雨が強く降ってくることはなく、結局会社に着くまで傘をささずに済んだ。
帰る途中、７時半過ぎにうちに電話すると、「Ｒくんがカブトをたおした」。雨の中、団地に着くと、Ｒ君母子が自転車で帰るところだった。Ｒ君は保育園で作った七夕の笹飾りを持っていた。うちに入って、「今日は大丈夫でした？」とシルバー人材センターの人に聞いた。「大丈夫でしたよ。今日はカレーを作ったら、二人で一杯食べました」。シルバー人材センターの人が帰られたから、虫かごを覗くとカブトムシの姿はなく、ゼリーやパイナップルに土が付いていた。「カブト、どうした？」「Ｒくんがね、うしろにあったむしかごをけとばしたの」「それで虫かごが転けたの？」「つちがそとにでた」「どこで？」「たたみのうえ」「カブトは出てきたの？」「でてこない」。寝る前に虫かごを覗いてみたが、カブトムシは出てこなかった。
シャワーを浴びていると、「ところでさぁ、きょうはうちにはいるとすっごくむしかつかったよ。つゆのひだね」。
今日の絵本は、

ぼくおよげるんだ [ 渡辺茂男 ]