from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

新国立美術館に行った

samso2007-03-17

知らぬ間に子どもが起きて、テレビを見ていた。テーブルにはチョコレートの包み紙が散らばっていた。
朝ご飯を作っていると、妻が起きてきて、三人で朝ご飯。作ったチャーハンがお気に召さないようで、なかなか食べない。
「今日はNちゃんに会いに行くよ」「え〜、どこ〜」「銀座」。「Nちゃんにお手紙書く?」「かく」。「できた」と言って見せた。「やぎはりんごをたべるんだよ」とあった。うちを出られたのは11時過ぎ。
銀座に着いたのは12時過ぎ。お昼は目に付いた定食屋で、牛タン、とろろかけ麦飯、つけ麺。

今日の最高気温は10℃ぐらいということだったが、ホコテンの中央通りを歩いているときは風がなく、暖か。

知り合いの展示会をやっているギャラリーに行くと、お客さんがいて、賑やかだったが、Nちゃんはいなかった。

しばらく待っていると、Nちゃんが母親とおじいちゃんとおばあちゃんと一緒にやってきた。子どもが声を掛けるがNちゃんは恥ずかしがって、お母さんの後ろに隠れてしまう。しばらくすると慣れたが、いつも広い場所で遊んでいるので、狭い場所にいるのが苦手のようで、隣の部屋に行ってしまった。子どもが追いかけて行ったので見に行くと、Nちゃんは窓から車を見ていた。うちの子どもが2歳半の頃そうだったように、最近、車に興味をもって、うちでも車のオモチャでよく遊んでいるという。
ギャラリーを出て、新国立美術館に行くため、日比谷線で六本木に向かった。出口に指示通り、地上に出て、近くにあった地図を見たが載っておらず、どの辺にあるのか分からない。信号を渡って、交番があったので、道を聞こうと思い、先に道を聞いていた人がいたので待っていると、張り紙があって、信号3つ目を左と書いてあるのに気づいた。よく聞かれるので張り紙を作ったようだった。手前の信号で道路に左側に渡り、歩いていくと多めの人が入っていく脇道があった。ここから行けるとかと周りを見渡すと、小さな張り紙があり、この先500mとあった。路地を入っていくと、ビルの向こうの方にそれらしき建物が一部が見えた。
着くと、思っていたような迫力はないガラスの格子状の建物だった。

中は予想通りの風景。エレベーターを上がって、2階の「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900 − 2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」へ。展示室内はそれなりに混んでいた。入るなり、子どもは「おもしろくない」と言って座り込んだ。無理矢理に連れて行くと、狐の椅子には興味をもって、大きな声で色々聞いてくる。そこを離れるとまた「おもしろくない」と言いだし、咎めているいると、様子を見ていたらしい監視員の女性がやってきて、注意をされた。注意をされると子どもはしばらくだまったが、奥の方へ走っていってしまった。慌てて追いかけ、休憩室に連れ込む。

しばらく休憩し、さっと部屋を通り過ぎ、展示室の外に出て、妻に電話すると、トイレにいると。しばらくしてやってきて、隣の「黒川紀章展 ― 機械の時代から生命の時代へ」を見に行く。こちらの方は、少しぐらい子どもが声をだしても大丈夫そうだった。ここもどんどん先に行ってしまうので、ほとんど見ることができなかった。隣の部屋に行くと、目が描かれた紙の葉っぱを筒の中に入れると上から吹き出す展示物があり、子どもは夢中になって紙の葉っぱを筒に入れ、あとからやってくる人には葉っぱの入れ方を教えていた。一階に降り、子どもが喉が渇いたと言うので、「コキーユ」というオープンカフェで休憩。

帰り、吉祥寺で電車を降り、妻と子どもが行きたいと言うので、この前行った回転寿司屋に入った。運良く3席空いていてすぐに座れた。子どもはホタテを気に入り、ホタテだけで3皿も食べた。