from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

5位だった

samso2007-02-07

「今日はマラソン大会でしょ。早く起きて!」。薄目は開けたが、また布団にもぐった。やっと起きてきて、「ちからがでない」。食卓について、おかずだけ先に食べ、ご飯は半分近く残した。「そんなんじゃ、勝てないよ」「もうたべられない」。
「今日も走っていく?」「はしっていく」。先に走っていった。追いつくと、「しんけんにじてんこいでいいよ。ぬかれんないから」「じゃあ、いくよ」「いいよ」。
今日も早く帰れなくなったと電話がかかってきたので、定時で帰宅。7時過ぎに子どもを迎えに行くと、他の子はもういなくてうちの子どもだけが待っていた。「ママじゃなかったの?」「ちょっと遅くなるって。マラソンどうだった?」「5い。ちからでなかった」。
「走っていく?」「はしっていく」。信号で追いついて、「自転車に乗る?」「のる」。「つぎは1いになる」「練習しないとダメだよ」「100めーとるはしる」「○○君は3km走っているよ」「200めーとるはしる」「3kmだよ」「300めーとるはしる」。
うちに帰って、保育園の連絡帳を見ると、「お手紙を一生懸命に書いていますよ!今日は5位!頑張りました。本人は少しくやしそうにしつつも満足げでした」。
夕飯を食べ終わると「ハイジ、つけて」。昨日の続きのハイジのビデオが始まると、テレビ画面に釘付けになった。アルムの山にいるクララたちにおばあさんからやってくるという手紙が来て、クララとハイジは心待ちにする。やがて、クララのおばあさんがやってきて、クララの元気な姿を見て喜ぶ。妻が帰ってきても、ビデオを見続けた。ハイジがペーターと一緒に牧場に行って、クララはおばあさんと木の下でお勉強。本を読んでいるとおばあさんは眠り、近くに牛がやってくる。牛がクララに気づき、近寄ってくると、立てないはずのクララが牛から逃れたい一心で立ち上がった。おばさんが目を覚まし、クララが立っているのを見て驚く。牛が去って、クララは座り込む。オンジがやってきて、おばあさんと一緒にクララを立たせようとするが、クララは立てない。牧場から戻ってきたハイジはクララが立ったと聞いて大喜び。次の日、クララのおばあさんがプレゼントだと言って、山の上にある湖にクララたちを連れて行くというようなお話。子どもは大満足だったようで、ビデオが終わると、また最初から見だした。
いつまでもビデオを見ているので、ビデオを止め、「シャワーを浴びて寝るよ」と言うと「ママと」。「水グモもんもん」を持ってきたので、読んであげると寝た。