from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

映画「ハイジ」を見た

samso2007-02-10

子どもと同時に起きた。「まだ起きなくていいよ」「もうねむくない。たたかいしょう」。
定番のユートとパトレイバーを見て、朝食。子どもは戦いを挑んできた。ちょっとは力がついてきたが、まだまだ。泣かない程度に付き合う。
1時過ぎに吉祥寺でお昼を食べようというので、出かけた。薄曇りのような天気だったが、暖かい。吉祥寺に着いて、駅の中のコンビニに子どもが入っていった。何かと見にいくと、ポケモングッズがあるはずだと探していた。思ったモノがなかったようで、仕方なく諦めた。駅の外に出ると、この前見た店に和食を食べに行くと言っていたのに、妻は「天麩羅屋にする?」と子どもに聞いた。「てんぷらがいい」と子ども。天ぷら定食を食べ終わると、買い物をしたいというので、子どもと井の頭公園に行くことにした。
賑わっていた。バイオリンの音色が聞こえ、子どもを連れて行ったが、「ボートにのりたい」。ボートに乗る前に「立たないでくだい。二人で漕がないでくだい」。ローボートに乗ると「こぎたい」。「ちょっと待って。ここはまだ混んでいるから」「わかった」。10分ほど漕ぐと「かわって」「いいよ」。代わるが、すぐに曲がってしまうので、手伝うと「ひとりで」。井の頭池の奥まで行って戻ってくる40分ほど一人で漕いだ。

ボートを降り、「音楽を聴きに行こう」と誘うが、風船おじさんの前へ。作った風船の作品をじゃんけんで買った人にあげていた。子どもも参加するが、すぐに負けた。「あっちへ行こう」と言うと泣き出した。音楽を聴きに連れて行ってもぐずったままだったので、風船おじさんのところに戻ると列ができていた。並んで、剣のカタチの風船をもらうとニコニコ。

「きれる、きれる。ももたろうざむらい」と言って、歩きながら振り回した。クレープ屋の前に来ると「クレープたべたい」。生クリームが好きじゃなかったのに、ほとんど一人で食べた。
バス停に止まっていたバスに乗り込んで中に行くと、眠いから早く帰ると言っていた妻が座っていた。「まだいたの?」「バーゲンやってたから」。
夕飯を食べる前から子どもはまたハイジを見だした。夕飯を食べてから、「このビデオを返して、本物のハイジ見る?」「みる」。ビデオ屋に行って、映画のハイジとアニメのハイジの13巻を借りてきた。
映画のハイジを見だして、ハイジがフランクフルトに連れて行かれるシーンになると、「もうみない」。泣き出した。「すぐに山に戻るよ」「みない」「もう寝る?」「ねる」。そう言っていたが、展開が早いのでまた見だして、「さいごまでみる」。あっという間にクララの屋敷での暮らしが終わり、アルムの山に戻ったので、あとは安心して見ていた。終わってから感想を聞くと、「ひつじのかずがすくなかったね」。チャップリンロッテンマイヤーさんは見るからに怖かったし、ペーターのキャラはアニメとかなり違っていた。それほど、違和感はなかったもののやはりアニメの方がよくできていると思われた。