from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

孫の政治

videonews.com「安倍首相の歴史認識は甘い 立花隆氏講演(東京・外国特派員協会)

おじいちゃんがやれなかったことを俺がやる。

東京新聞60年安保闘士の『岸信介』評

各種調査で、次期首相に最も近いとされる安倍晋三氏。著書「美しい国へ」(文芸春秋)では祖父、故岸信介首相への敬愛と政治姿勢の継承を説いている。岸氏といえば「六〇年安保」だが、「安保後」生まれが社会の主流である現在、印象は薄い。
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「あの闘争は岸が首相じゃなかったら、起きなかったと思う。彼はどんな手法を駆使してでも、自分の意見を通す。何をやるか分からない。それは戦時中に東条内閣をつぶしたときもそうだった。そんな強引な彼の性格を人々は危険視しており、闘争が拡大した」
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安倍晋三氏は「私は政治のDNAは安倍晋太郎より岸信介から受け継いだ」と語る。ふと北朝鮮で客死した田宮高麿・よど号犯の話を思い出した。彼は晋太郎氏の急死に、我が身の悲運をのろったという。「これで帰国の道は途絶えた」と。十五年後、北朝鮮拉致事件追及で晋三氏は脚光を浴び、総理になる。