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子育ての日々の断片を書き綴る

ほかに適当な人がいない

nikkansports.com「意外に高い? 福田内閣支持率57.8%」。

福田内閣の支持率が、57・8%と、意外に順調な滑り出しをみせた。共同通信社が25、26両日に実施した全国緊急電話世論調査の結果で、発足直後としては91年の宮沢内閣以降、小泉、細川、安倍、橋本各内閣に次ぐ5番目の高さ。28%だった父赳夫氏を早くも超えた福田氏は、「どういうことですかね(笑い)。素直に数字は受け止めたい」と、まんざらでもない様子。ただ、支持の理由は34・5%が「ほかに適当な人がいない」と回答している。
調査によると、発足直後の支持率57・8%は、小泉(86・3%)細川(75・7%)安倍(65%)橋本(63%)の各内閣に次ぐ5位。この4内閣とも首相本人の国民的人気が高かったことを考えると、今回の総裁選遊説で聴衆の支持が麻生太郎氏(67)を大きく下回った福田氏にとって、意外な“好”評価といえる。不支持率は25・6%だった。
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ただ、喜んでもいられない。支持理由は「ほかに適当な人がいない」が34・5%と最も多く、「首相を信頼する」は28・1%。安倍晋三前首相(53)の突然の退場で、首相交代せざるを得ない状況下で生まれた福田内閣だけに、消極的な支持の側面もうかがえる。不支持の理由は「政治改革に期待が持てない」が22・9%と最も多く、「経済政策に期待が持てない」(14・8%)と続き、福田氏の手腕への期待はあまり高いとはいえない。