from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

すごい蒸し暑い一日だった

曇りで天気予報通り、すごい蒸し暑い一日だった。
ギリギリの時刻にうちを出ると、マンションの渡り廊下にアブラゼミがいて、じっとしていた。「セミがいるよ」と言って子どもがセミを掴もうとした。「弱っているか、死んじゃってるんじゃないの?」と言うと「いきてるよ」。追いついてきて、「むしかごのカナブンだして、セミをいれといて」と言ってきた。「パパが帰ってくるまでには飛んで行っちゃうよ」と言うと「よわってるっていったじゃない」。
自転車で保育園に向かうとき曇っていて薄暗いため、子どもが「でんきつけてる?」と。「点けてないよ」「つけたほうがいいんじゃない」「よく見えているから大丈夫」「あぶないからつけて!」。
保育園から戻ってきて渡り廊下を歩いていくと、まだセミがいた。掴もうとすると、突然勢いがよく羽ばたいて飛んでいってしまった。
今日は子どもを迎えにいける人の手配がつかず、仕事は忙しかったが、定時に会社を出た。久しぶりのお迎えだった。保育園に着いて、掲示板を見ると、太鼓の練習をし、お話を聞いたようだった。帰り道、「太鼓の練習はどうだった?」と聞くと「えい、やーだけあたらしくなった」。「今日は何のお話だった?」「ねずみがケーキをつくった」「一人で作ったの?」「ひとりでつくった。えーと、たまごとぎゅうにゅうと、あとなんだっけ。あ、そーだ、バターをまぜた」「小麦粉は?」「こむぎこもまぜた」。
夕食後、一緒に遊ぼうと邪魔をしにきたので、「折り紙、やる?」と言うと「やる」。「何作る?」「えーと、ひこうき」。簡単なものなら、絵を見ながら、自分で作れるようになってきた。