from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

映画「カーズ」を見に行った

今朝はほんの少し気温が下がったようだった。
子どもは7時過ぎに起きていた。休みだと早く起きてくる。「パトレイバー、みたい」と言ってきた。「まだやってないよ」と言うと珍しくジグソーパズルを持っていて「いっしょにやろう」。
風人物語」を一緒に見て、朝食。子どもはパトレイバーを見ていた。「ご飯食べないの?」と聞くと「ママとたべる」。
妻は起きてきたが、朝食を食べるとまた寝だしたから、子どもを外に連れ出すことにした。「マックィーン、みたい」と言ってので、散髪がてらに「カーズ」を見に連れて行くことにした。吉祥寺に着いて、散髪をしてもらっている間、声を立てずに大人しく待っていた。
散髪屋を出てすぐに「マックに行きたい」と言い出したが「マックに行くなら、映画を見に行かないよ」と言って諦めさせ、天麩羅屋に入った。「ねえ、あれがないのにどうやってちゅうもんしたの?」と子どもが聞いてきた。「ああ、メニューのこと。ここはメニューがないんだよ。あそこに書いてあるだよ。字が読めるようになったら、分かるよ」。天ぷら定食を二人で分けて食べた。子どもは、エビと白身魚とカボチャを食べ、「ごちそうさま。ああ、おいしかった」と言って店を出た。
早めに映画館に入ったので、「まだ、はじまらない」とうるさい。ディズニーの予告編が始まると、「マックィーンじゃないじゃん」と言いながら、「レミーのおいしいレストラン」などの予告を熱心に見ていた。「ONE MAN BAND」というのも予告編かと思ってみていたが、おまけの短編だったと帰ってから分かった。カーズが始まると「おもしろい」。最初のレースが終わって、カリフォルニアに向かう途中にラジエーター・スプリングス迷い入ったマックィーンが捕らわれると「マックィーンがかわいそー。もうみない」と言い出した。「もうすぐ、行けるから待って」と言っても「もうえいがみない」と言って外に出ようとする。次のレースが始まるでなだめ続けた。次のレースが始まると静かになった。CGアニメとしては申し分ない出来映え。車の国にふさわしい擬人化された車のストーリー。ディズニーらしい友情物語。初めてCGアニメの日本語吹き替え版を見たが、映像の中に日本語が埋め込まれているのには驚いた。CGだから簡単にできるのだろうが、不要でしょ。
帰り、道路を歩いていると「これ、うなぎ?」。「どれ?」「これだよ」「これは柳」「やなぎだったか。うなぎとおなじようなもんだね」。
うちの近くに来て、「これ、マンホールでしょ」「そうだよ」「マンホールってなにするの?」「人が入って点検するの」「きょう、うちにきたひとははしごをてんけんしてたね」「そうだね」。