from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

おてがみもらった

子どもは昨日すごく早く寝たのになかなか起きてこなかった。朝食を食べ終わった頃、やっと起きてきた。「でんきついているとめがあけられない」と言って、電灯のスイッチを切った。そのあとそっと目を開けた。目の周りが赤くなっていた。まだ元気がない様子だったが、体温を測ると36.1℃。「保育園に行ける?」と聞くと迷ったあと「うん」と言った。もう保育園に連れていける時刻ではなかったので、遅く出るという妻に任せて、うちを出た。雨はまだ降ってはいなかったが、今にも降り出しそうな空。電車を降りると、しっかり降っていた。
神田川沿いの桜は、もう葉っぱが出だした。
8時過ぎに会社を出ると、雨は止んでいた。気温が低くて寒かった。会社を出てすぐにうちに電話を掛けると、「だれ〜」と言う子どもの声。「ママは?」と聞くと「まだ」。シルバー人材センターの人といるようだった。妻に電話をするが出なくて、電車を待っていると電話がかかってきて、三鷹駅に着いたと言った。
うちに着いてドアを開けると、子どもは「りょうりつくってるんだよ」と言って卵をかき混ぜていた。料理をお手伝いが終わると、「おてがみもらった」と言った。「見せて」と言うと紙を持ってきた。女の子の名前と三人の顔が書いてあった。