ITmedia News「“2ちゃんねる=NHK”でなくなった今年」。
記者にとって2ちゃんねるの一般化の判断基準は、関西人同士の会話で「にちゃんねる」が「NHK」の意味で捉えられるかどうかだ。記者の住んでいた関西地方では、テレビのチャンネル「2」がNHK総合。昨年までは、ネットに縁のない人との会話に「にちゃんねる」という言葉が出てくると、たいがいはNHK総合を意味していた。
しかし今年に入ってから「にちゃんねる」は、NHKから「電車男発祥の地」に一気に変貌。2ちゃんの話題を出した時に、「NHKじゃなくて、インターネットの……」などと説明する必要もなくなってきた。
電車男のように、ネットから生まれたものがテレビを通じて一般化していく流れはすでに確立しており、そういう意味では“放送と通信の融合”は水面下で着実に進んでいる。