from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

牛肉の輸入禁止

NHKニュース。

アメリカ政府は日本でBSEに感染した牛が見つかったことを受けて、4年前の2001年9月から「神戸牛」など日本の牛肉の輸入を禁止してきましたが、農務省は16日、一定の条件を満たせば、骨なし牛肉の輸入再開を認める方針を発表し、一般国民からの意見を公募することになりました。輸入を再開する条件として具体的には、▽BSEの原因となる異常プリオンが蓄積しやすい脳やせき髄などの危険な部分を完全に除去すること、▽アメリカでは禁止されている頭部にワイヤーをさす方法で処理した牛の肉は除外することなどをあげています。農務省は輸入再開の具体的な時期の見通しについては明らかにしていません。ジョハンズ農務長官はこれまで、「日米同時に輸入再開に踏み切るのが望ましい」と主張していることから、アメリカ政府は19日に予定されている日米農相会談などで、日本に対してアメリカ産牛肉の輸入再開を強く求めるものとみられます。

アメリカ側が日本の牛肉の輸入を禁止しているとは知らなかった。
毎日新聞

米農務省は15日、牛海綿状脳症(BSE)感染防止のため、生後30カ月以上の牛を食肉処理する際に定めている脳や脊髄(せきずい)など特定危険部位の除去義務について、04年1月〜05年5月の1年5カ月に1036件の違反を確認したと発表した。
いずれも食肉としては流通しておらず、消費者への影響はないというが、日本では米国の危険部位除去の確実性に対し不安が根強く、輸入再開論議に微妙な影響を与えそうだ。

これと関連があるのかな。

Magiare!Cantare!Pensare!」に、

(UPIの記事によると、)どうも件の報告書の内容の一部は、すでに昨年末には、その時点までのものが、米国老舗の消費者団体Public Citizenによって知られ、検査官へのインタヴューを通じて裏取りをしつつ、情報公開も求めていたそうだが、記事が発行された先月20日現在、全容は未だに公開されていない。
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また、UPIが農務省のスポークスパーソンに、「検査官はすべての違反行為について把握しているのか」と尋ねたところ、彼は何も答えず電話を切ったそうだ。

とあった。また、「<ヤコブ病>米アイダホ州で6件発生 5人死亡」という記事が紹介されていた。