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子育ての日々の断片を書き綴る

障害者自立支援法案

FNN-NEWSから。

介助サービスの1割負担などが盛り込まれた障害者自立支援法案が13日、衆議院厚生労働委員会で採決された。障害者で埋め尽くされた傍聴席から、怒号が飛び交うなど騒然とした雰囲気の中、一部修正のうえ、与党の賛成多数で可決された。
社民党阿部知子議員の「うそのデータを重ねて、本当に情けないの一言に尽きます。32条の方の所得は、把握されていませんよね?」との質問に対し、尾辻秀久厚労相は「プライバシーの問題等から、所得把握は極めて難しいということは率直に申し上げます」と述べた。
通称32条は、精神科に通院する人を対象に、通院費を3割負担のところを5%の負担にする制度。
法案では、これを原則1割負担に引き上げるが、国は精神医療の実態を把握していないことを認めた。

「国は・・・」と言って、誰の責任でもないものにしてしまう。