from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

今通っているビルの中に小学校が入っている。低い階層がそうらしい。窓が開いていると賑やかな声が聞こえてくる。お昼休みになると、近くにある駄菓子屋のようなところに行って、買い食いをしている。その風景は楽しそうでいいのだが、買って食べたあとの袋や容器を道端にポイと捨ててしまう子が多くて、困ったものだ。絶えず道路を掃除する人がいるから、いつの間にかそのゴミは片付けられているから、その辺一帯がゴミだらけになることはないが。人が良いうちの大家さんでもアパートの入り口にゴミを放っておいたりするから、その子供達の親の世代の大勢の人達もゴミの投げ捨てを悪いとはまったく思っていないようだが、小学校ではそういうマナーを教えていないのだろうか。

道路脇には、かなりの数のゴミ箱がすでに配置されているし、どんどん増やしているようだが、ゴミ箱にゴミを捨てている人はあまり見かけない。ゴミを漁りに来る人もいるし、ゴミ箱はいつも綺麗だ。

2010年の上海世界博に向けて、よいマナーを身につけるように、上海市は市民を教育しようとしているようだけど、今のところ、マナーが向上するようには思えない。結局は、掃除をする人達をもっと増やして、捨てられてもすぐに片づけるようにするだけかも知れない。