from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

花見に行った

samso2007-03-31

子どもが先に起き、テレビを見ていた。「いまなんじ?」「7時だよ」「ゲキレンジャーは?」「今日は土曜日だよ」「あ、そーか」。
8時過ぎになったので、BS2にチャンネルを変えるとユートではなく、「ピッピ南の島へ」が始まった。冬で凍りついた町の港に船がやってくる。ピッピが氷の上を歩いて船に乗り込むと船長のパパがいた。港が氷で閉ざされいたため、船は港の岸壁に近づくことができなった。そこで、怪力ピッピが氷の上に飛び降り走っていくとと氷が割れていく。船が着くと見に来ていた町の人たちの前で、パパは真珠をお土産だと言ってピッピに渡す。ピッピはもらった真珠をビー玉として遊ぶという。パパと一緒に住んでいる家に戻ったピッピは、旅支度を始める。そこに友だちのトミーとアニカがやってくる。一緒に南の海にあるクレクレドント島へ出かけようという。ピッピとトミーとアニカと宝物がほしい泥棒を乗せた船ホッペトッサ号は南の島を目指す。海賊船がやってきて、怪力ピッピの活躍で海賊たちは逃げていく・・・・。子どもは「おもしろい」と言って夢中になった。「朝ご飯だよ」と言ってもテレビを見たまま。
妻が出張で来ている会社のお客さんに桜を見せたいと言うから、新宿御苑に出かけた。外は曇りで気温が低かった。
駅に着いて、止まっていた電車に乗り込むと、盲導犬がいたので、見ていると訓練をやっていた。電車は初めてのようで、なかなか思うように動いてくれないようだった。子どもが先頭車両に行きたいというので、先頭車両に行って、運転席を見ると、女性の運転士が座っていた。

10時半過ぎに新宿駅で落ち合い、新宿御苑に向かった。新宿御苑の入口に着くと、弁当やお酒の持ち込みはダメだと係員がアナウンスをしていたが、みんな荷物を抱えて入っていく。歩いていくとあちこちで青いビニールシートを広げ、花見宴会をやっていた。デジタル一眼レフカメラと三脚を持って、撮影に夢中の高齢者も多くいた。

桜をさっと眺めたあと、温室に向かった。気が付くと子どもの姿が見えなかった。妻と一緒に子どもを探す。しばらくしてやっと見つかった。温室に入ると、人混みの中を先に行ってしまい、追いかける。やっと追いつくと「おしっこ」。「ここにはないから我慢して」「がまんする」。

温室を出ると、12時が過ぎていた。妻がお昼を食べに行こうと言うので、新宿御苑を後にした。お客さんが和食が好きだからと言うので、店を探しながら歩くが、なかなか見つからない。見えきた丸井に入って、レストラン階の寿司屋にした。

寿司を食べ終わり、新宿駅まで戻り、しばらくお客さんと新宿をウロウロすると言う妻たちと別れ、子どもが行きたいという井の頭自然文化園へ。吉祥寺駅から井の頭公園に向かう道も花見客ですごく混んでいた。公園に着いて桜を眺めながらゆっくり歩いていると子どもはまた先に行って姿が見えなくなった。

自然文化園の分園に入り、鳥と水生生物を見たあと、本園へ。

本園の入口付近に焼き芋屋が止まっていて、「やきいもたべたい」。「後で」と言って本園の中に連れ込む。中にはいると、売店に向かって走っていった。15分ほどしてようやく待っている場所にやってきた。「何やってたの?」「オモチャみてただけだよ」。モルモットに触りたいと言っていたので、向かうとちょうど終了。「ほら、ぐずぐずしてるから終わったでしょ」。
やまあらし、てん、きつね、たぬき、あらいぐま等を見終わると、乗り物コーナーに走っていった。

新幹線に乗せるとご満悦で、サルを見て、資料館でリスの剥製に触り、園の外に出ると、子どもの友だちにばっかり。二人は手をつないで名前を呼び合っていた。友だちが行くと、「やきいも、たべたい」。
夕方、うちでテレビを点けると、ナナホシテントウムシが幼虫から成虫になるシーンをやっていた。