from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

爽やか内閣

nikkeibp.co.jp「森永卓郎:「サブマリン」内閣が浮上したとき日本に何が起きる」。

その目的が、来年7月の参議院選挙に勝利することだからである。
そのためには、波風を立てないよう深く潜行することが第一だ。国民に痛みを与えることはもちろん、タカ派の正体がばれるようなことは一切してはならない。
あくまでも爽やかで、優しくて、そして頼りになる総理大臣を演出するのだ。
中川昭一政調会長麻生太郎外務大臣が、「核武装の議論をするべき」と述べて物議をかもしているが、そもそもそれは安倍総理の持論だ。現に、副官房長官時代には「現行憲法の下でも核武装することは可能だ」とも述べている。
だが、今回の騒動で安倍総理は、「非核三原則は国是である」と答弁して火消しに躍起になっている。
まさにサブマリンである。だが、そんな簡単に人間の本性が変えられるものだろうか。いや、そんなことはできるわけがない。
期が熟せば潜水艦は浮上する。参院選自民党公明党が勝てば、サブマリンは一気に浮上するだろう。そのとき、国民は安倍内閣の本当の姿を目にするに違いない。